2017年 最も売れたユニフォームはアーロン・ジャッジ
2017.10.4 11:59 Wednesday
メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は日本時間10月4日、最新のユニフォーム人気ランキングを発表。1位に輝いたのは今季のメジャーリーグで最も大きい背番号を背負った男だった。
今回のランキングは開幕戦以降のMLBShop.Comでの売上に基づいている。2017年のレギュラーシーズン中に最も売れたユニフォームはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)のものだった。新人選手が同ランキングの1位に名を連ねるのはこれが史上2例目(ランキング公表は2010年から)。2015年のレギュラーシーズン終了時点のランキングでクリス・ブライアント(カブス)が1位に輝いて以来の快挙となった。なお、ブライアントは今回のランキングでも2位に名を連ねており、メジャー3年目を迎えても球界トップクラスの人気は健在である。
ジャッジは前半戦だけで30本塁打を放ってヤンキースのシーズン新人本塁打記録を更新し、ホームラン・ダービーで優勝。最終的には52本塁打を放ってメジャーリーグのシーズン新人本塁打記録を塗り替えるなど、歴史的な一年を過ごした。新人王だけでなくMVPの有力候補にも挙げられており、ユニフォーム人気ランキング1位に名を連ねるのも頷ける。「本当に感謝しています」とジャッジはファンのサポートに感謝の意を表した。
上位10人のうちの7人、上位20人のうちの15人がポストシーズンに出場しており、強豪チームの選手が人気を集めている様子がうかがえる。ジャッジ、ブライアントとともにベスト5にランクインしたアンソニー・リゾー(カブス)、クレイトン・カーショウ(ドジャース)、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)はいずれもポストシーズンに出場する選手たちだ。また、トップ20には13チームの選手がランクイン。ポジション別に見ると投手が2人、捕手が3人、内野手が10人、外野手が5人となっている。昨季のワールドシリーズ王者・カブスからは4人、今季メジャー最高勝率のドジャースからは3人がトップ20に名を連ねた。上位20人のランキングは以下の通り。
1.アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
2.クリス・ブライアント(カブス)
3.アンソニー・リゾー(カブス)
4.クレイトン・カーショウ(ドジャース)
5.ブライス・ハーパー(ナショナルズ)
6.バスター・ポージー(ジャイアンツ)
7.ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
8.マイク・トラウト(エンゼルス)
9.フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
10.ハビアー・バイエズ(カブス)
11.コリー・シーガー(ドジャース)
12.ムーキー・ベッツ(レッドソックス)
13.ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
14.カイル・シュワーバー(カブス)
15.ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)
16.コディ・ベリンジャー(ドジャース)
17.ダスティン・ペドロイア(レッドソックス)
18.フレディ・フリーマン(ブレーブス)
19.ノア・シンダーガード(メッツ)
20.ノーラン・アレナード(ロッキーズ)
