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元ホワイトソックスの救援右腕・ウェブが交通事故死

2017.10.16 11:01 Monday

 2013年から4シーズンにわたってホワイトソックスでプレイし、メジャー通算94試合に登板した実績を持つダニエル・ウェブが日本時間10月15日、交通事故により死亡した。28歳という若さだった。

 ウェブはテネシー州の北西部をATV(四輪バギー)で走行中、森林の中で障害物と衝突して横転。首の骨を折り、それが致命傷となった。ウェブは数週間前に結婚したばかりであり、この事故により負傷したウェブ以外の3人のうちの1人がウェブの妻だった。なお、ホワイトソックスはウェブの事故死に関して日本時間10月16日に声明を発表している。

 2016年6月にトミー・ジョン手術を受けたウェブは今季を全休。2016年11月にホワイトソックスを解雇された後、無所属のまま一年を過ごし、来季は再起をかけたシーズンとなるはずだった。2009年のドラフトでブルージェイズから18巡目(全体550位)指名を受けてプロ入りし、2012年1月にトレードでホワイトソックスへ移籍。2013年9月にメジャーデビューを果たし、2014年には自己最多の57試合に登板して6勝5敗、防御率3.99をマークした。

 2014年2月にはウェブの母サンドラが54歳で死去した。ウェブはスプリング・トレーニングで開幕ロースターの座をかけて競争している最中に母の死を知らされた。母の死から一年が経過したときに「毎日母のことを考えていたよ。辛い日もあった。受け入れるにはしばらく時間が掛かったよ」と語っていたウェブ。ローリングス製のウェブのグラブには最愛の母の名前が刺繍されていた。


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