レッドソックス ラミレス&ロドリゲスが手術を受ける
2017.10.18 11:23 Wednesday
2018年シーズンに向けて、レッドソックスの強打者ハンリー・ラミレスと先発左腕エドゥアルド・ロドリゲスが手術を受けた。左肩の手術を受けたラミレスは来季の開幕に間に合う見込みだが、右膝の手術を受けたロドリゲスは投球再開に6ヶ月を要すると見られており、来季の開幕に間に合うかどうかは不透明な状況となっている。
2016年に打率.286、30本塁打、111打点の好成績を残したラミレスは、今季打率.242、23本塁打、62打点と大不振。故障者リスト入りは一度もなかったものの、肩に休養を与えるために試合を欠場することも多かった。ラミレスは自身のTwitterで左肩の手術を受けたことを公表。「2018年はより強くなって戻ってくるよ!」とファンにメッセージを残している。
ロドリゲスは今季25試合(うち24先発)に登板して6勝7敗、防御率4.19をマーク。137回1/3で150三振を奪い、奪三振率9.83は自己最高の数字だった。6月上旬に右膝の亜脱臼で故障者リスト入りし、およそ1ヶ月半にわたって戦線離脱。防御率3.54をマークした前半戦に対して後半戦は防御率4.72と成績を悪化させており、右膝の状態が少なからず投球に悪影響を及ぼしていた。
この2人に加えて、正二塁手のダスティン・ペドロイアにも手術を受ける可能性が浮上している。3度の故障者リスト入りを経験するなど、満身創痍の状態でシーズンを過ごしたペドロイアは今季105試合のみの出場にとどまった。シーズンを通して自身を苦しめていた左膝の故障について、手術を含め、様々なオプションを検討しているようだ。
地区シリーズでアストロズの前に敗退し、ジョン・ファレル監督が解任されるなど、慌ただしいオフシーズンの幕開けとなったレッドソックス。打線の中軸を担うことのできる強打者の補強も噂されるが、手術を回避する見込みのデービッド・プライスを含め、故障者が万全の状態で戻ってくることが何よりの戦力アップになるはずだ。故障者が完全復活を遂げ、新監督の下で大きな戦力となることを期待したい。
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