マーフィーの右膝手術が終了
2017.10.21 11:02 Saturday
2年連続地区優勝を果たしながらワールドシリーズ進出とはならなかったナショナルズは既に来季に向けて動き出している。それはチーム全体だけではなく選手個人も同じであり、中心選手の1人であるダニエル・マーフィーの右膝の手術が完了したことが発表された。
今季、ナショナルズ2年目を迎えたマーフィーは144試合に出場して打率.322 23本塁打 93打点とチームの地区優勝に大きく貢献していた。今年は1度も故障者リスト(DL)入りすることなくブライス・ハーパーやライアン・ジマーマンをはじめとする強打者達と打線をけん引した。しかし、マーフィー本人はシーズン終盤にかけて右膝に痛みを感じながらプレーをしていたという。それでもカブスとの地区シリーズ(NLDS)では全5試合に出場し、打率.211 1本塁打 2打点と最後まで打席に立ち続けた。
これからは来季に向けてリハビリの日々を過ごすことになるが、球団は彼の具体的な復帰時期などについては言及していない。ちなみに今回、マーフィーが受けた手術はジャスティン・ターナー(ドジャース)が2013年オフに受けた内容のものに近くという。ターナーは復帰後の2014年に104試合に出場して打率.340との.280(2013年は86試合に出場)より大幅に数字を向上させている。手術を受けたマーフィーは体の不安を解消して来季へと臨む。チームはオフシーズンになったとはいえ、既に次の戦いが始まっている。
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