エンゼルスが来季コーチ陣を発表 ヒンスキーが打撃コーチ就任
2017.10.24 10:35 Tuesday
日本時間10月24日、エンゼルスは2018年シーズンの監督・コーチ陣を発表した。デーブ・ハンセンが解任され空白となっていた打撃コーチにはカブスで打撃コーチ補佐を務めていたエリック・ヒンスキーが就任した。
今季の打撃面でのパフォーマンスが振るわなかったため解任されたハンセンに代わって打撃コーチに就任したヒンスキー。現役時代は三塁、一塁、外野を守りながらブルージェイズ、レッドソックス、レイズ、パイレーツ、ヤンキース、ブレーブス、ダイヤモンドバックスで計12シーズンにわたってプレイし、通算947安打、打率.249、137本塁打、522打点をマークした。デビューイヤーの2002年には打率.279、24本塁打、84打点の好成績をマークして新人王を受賞。この年を含め通算8度の2ケタ本塁打を記録している。2007年から2009年にかけてレッドソックス、レイズ、ヤンキースで3年連続ワールドシリーズ出場を果たしたが、異なる3球団で3年連続ワールドシリーズ出場を果たしたのはメジャーリーグ史上、ヒンスキーとドン・ベイラーの2人だけ。2007年と2009年にはワールドシリーズ制覇を経験している。
2013年シーズン終了後に現役を引退し、スカウトとしてヤンキースに復帰。ブライアン・マッキャンのヤンキース移籍に関わったが、1ヶ月後にカブスの一塁ベースコーチに就任した。2015年シーズンからはカブスで打撃コーチ補佐を務め、2016年のワールドシリーズ制覇に貢献。その実績を評価され、エンゼルス打線再建のために白羽の矢が立ったというわけだ。
なお、打撃コーチ以外の監督・コーチ陣は今季同様の顔ぶれ。就任19年目を迎えるマイク・ソーシア監督以下、ディノ・イーベル・ベンチコーチ、チャールズ・ナギー投手コーチ、アルフレッド・グリフィン一塁ベースコーチ、ロン・レネキー三塁ベースコーチ、スティーブ・ソリス捕手兼情報コーチ、ポール・ソレント打撃コーチ補佐、スコット・ラディンスキー・ブルペンコーチが引き続きチームを率いることが発表されている。
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