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ワールドシリーズの責任審判はゲーリー・デービス

2017.10.25 11:11 Wednesday

 MLB機構はゲーリー・デービス、フィル・クージ、ラズ・ディアス、ダン・アイアソーニャ、ビル・ミラー、ポール・ナウアート、マーク・ウェグナーの7名がワールドシリーズで審判を務めることを発表した。責任審判はデービスが務めることになっている。

 デービスは今年が通算6度目のワールドシリーズであり、現役の審判員ではジョー・ウエストと並んで最多の回数となっている。また、デービスはこれまでにポストシーズンで通算136試合の審判を務めているが、これは史上最多の数字である。

 デービスが最後にワールドシリーズの審判を務めたのは2012年(ジャイアンツ対タイガース)。今年のポストシーズンではドジャースとダイヤモンドバックスが対戦したナ・リーグの地区シリーズを担当した。

 ミラーにとっては3度目、ディアス、アイアソーニャ、ウェグナーにとっては2度目のワールドシリーズであり、クージとナウアートは初めてワールドシリーズで審判を務める。今回ワールドシリーズの審判に選出された7名はいずれも今年のポストシーズンでは地区シリーズを担当していた。

 第1戦と第2戦ではウェグナーがリプレイ・オフィシャルを担当し、第3戦以降はクージがその役割を担う。リプレイ・オフィシャル以外の6名が各試合で審判団を形成する。また、チップ・ギブソンが全試合でリプレイ・アシスタントを担当することになっている。

 なお、第1戦の審判団は球審・クージ、一塁・ナウアート、二塁・デービス、三塁・ディアス、左翼・ミラー、右翼・アイアソーニャという配置となっている。ワールドシリーズは審判員にとっても大舞台。両軍の選手のみならず、審判員の仕事ぶりにも注目だ。

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