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Dバックスの新ベンチコーチは来週にも発表か

2017.10.26 11:42 Thursday

 今季ベンチコーチを務めたロン・ガーデンハイアーがタイガースの新監督に就任し、ベンチコーチの座が空席となっているダイヤモンドバックスだが、すでに後任探しに着手しており、来週中にも新たなベンチコーチを発表できるようだ。

 マイク・ヘイゼンGMは「我々はいつも通りのプロセスを踏んでいる。しっかり検討し、正しい決断をするつもりだよ」と語り、後任探しが順調に進んでいることを示唆した。

 ガーデンハイアーは2002年から13シーズンにわたってツインズの監督を務め、昨オフ、ダイヤモンドバックスのベンチコーチに就任。今季は開幕から7試合が経過したところで前立腺がんの治療のためにチームを離れて手術を受けたが、5月に復帰してからは最後までシーズンを戦い抜いた。先日、ブラッド・オースマス解任後の後任を探していたタイガースの新監督に就任。ダイヤモンドバックスは後任探しを開始した。

 ベンチコーチの最有力候補に挙げられているのがジェリー・ナーロンである。現在は球団傘下AAA級リノの監督を務めているナーロンだが、ガーデンハイアーが治療のためにチームを離れた際には代役としてベンチコーチを務めた。2001年途中から2002年にレンジャーズ、2005年途中から2007年途中までレッズで監督を務めた経験もあり、監督就任2年目を迎えるトーリ・ロブロ監督のサポート役としてはうってつけの存在だろう。

 また、ヘイゼンGMはガーデンハイアーについて「ガーディ(=ガーデンハイアーの愛称)がチームに来てくれることになって、我々はとてもワクワクしていたんだ。彼がチームに来てくれたことによって、チームには多くの利益があったよ。1年間しか一緒にいられなかったけれど、彼はスプリング・トレーニングから現在に至るまで、多くのものをチームのもたらしてくれた。ベンチにおいてもクラブハウスにおいても彼の存在は大きかったし、選手とフロントの橋渡し役も担ってくれた。なぜ彼が監督やリーダーとして成功しているのかがよくわかったよ。彼と一緒に仕事をすることができたのはとても幸運だった」と語り、1年間の多大なる貢献に感謝の意を表していた。


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