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フィリーズ 新監督候補との一次面接がほぼ終了

2017.10.26 17:53 Thursday

 ピート・マッカニン監督を解任し、新監督探しを続けているフィリーズ。今週中にも新監督候補者たちとの一次面接を終え、来週はファイナリストたちとの最終面接を行って新監督を決定すると見られている。

 現地の報道によると、フィリーズは新監督について現時点ではいかなる決定も行っていないようだ。日本時間10月26日には前レッドソックス監督のジョン・ファレルとの面接を行ったが、まだ様々な選択肢を検討中だという。

 USAトゥデイが日本時間10月26日に報じたところによると、フィリーズは球団傘下AAA級で監督を務めているダスティ・ワーサンに照準を定めつつあるという。球団傘下の若手選手を熟知しているだけでなく、リース・ホスキンス、ニック・ウィリアムス、ホルヘ・アルファロといった有望株がメジャー昇格を果たしたにもかかわらずチームをプレーオフへ導いた手腕を高く評価されており、当初から新監督有力候補の一人と見られていた。ワーサンがファイナリストに残ることは間違いなさそうだ。

 また、ドジャースの選手育成部門でディレクターを務めているゲーブ・キャプラーもファイナリストに残ることが確実視されている。メジャーで12シーズンのプレイ経験があるキャプラーは2005年には巨人でもプレイ。38試合に出場して打率.153、3本塁打に終わり、シーズン途中で帰国した。2007年にはレッドソックス傘下A級で監督を務めた経験があり、2015年オフにはドジャースの監督候補にも挙がっていた(最終的にデーブ・ロバーツが就任)。

 ワーサンとキャプラー以外の候補者についてはファイナリストに残れるか否かは不透明である。アスレチックスの三塁ベースコーチであるチップ・ヘイル、ジャイアンツの前三塁ベースコーチであるフィル・ネビン、インディアンスの前投手コーチであるミッキー・キャラウェイらがすでにフィリーズとの面接を終えているが、この中ではキャラウェイがメッツの新監督に就任。今日面接を終えたばかりのファレルを含め、フィリーズの新監督探しにはもう少し時間が掛かりそうだ。


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