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ブリュワーズ アンダーソンと契約延長&ソガードと再契約

2017.10.27 14:28 Friday

 日本時間10月27日、ブリュワーズはチェイス・アンダーソンと2年1175万ドル+球団オプション2年で契約延長に合意したことを発表。さらに、今季終了後にフリーエージェントとなる予定だったエリック・ソガードと年俸240万ドルの1年契約を結んだことが明らかになった。

 今季がブリュワーズ2年目となったアンダーソンは25試合に先発して12勝4敗、防御率2.74の好成績をマーク。6月下旬に左腹斜筋を痛めて故障者リスト入りし、2ヶ月近く戦列を離れたため、規定投球回には届かなかったものの、自身初の2ケタ勝利をマークするなど自己ベストのシーズンを過ごした。デービッド・スターンズGMは「我々は今季のパフォーマンスが今後も継続されるだろうと判断した」と語っており、来季以降も先発ローテーションの一角として今季同様の活躍が期待される。1175万ドルの内訳はサイン・ボーナスが100万ドル、2018年の年俸が425万ドル、2019年の年俸が600万ドル、2020年の球団オプションが破棄された場合のバイアウトが50万ドル。なお、球団オプションは2020年が年俸850万ドル、2021年が年俸950万ドルとなっており、2021年の球団オプションが破棄された場合にもバイアウト50万ドルが支払われる。

 昨年12月にマイナー契約でブリュワーズに加入したソガードは5月中旬に2年ぶりのメジャー復帰を果たし、94試合に出場して打率.273、3本塁打、18打点、OPS.770。37三振に対して45四球を選び、出塁率は.393と4割近い数字をマークした。今季は二塁を中心に三塁、遊撃、レフトの計4ポジションを守ったが、「僕はどんなことでもやる準備ができているよ。今季は自分のユーティリティぶりをアピールできたと思う。求められたポジションでプレイするよ」とソガード本人が語っているように、来季も今季同様にユーティリティぶりを発揮してくれるはずだ。ソガードとの再契約について現時点では球団からの公式発表はないものの、年俸240万ドルに最大65万ドルのインセンティブが付属した契約になると見られている。

 若手選手の成長もあって予想外の躍進を遂げた今季のブリュワーズ。来季はいよいよ本格的にポストシーズン進出を目指すシーズンとなるが、2011年以来となるポストシーズン進出に向けて着々と戦力の整備が進められている。


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