マカッチェン トレードの噂より第一子誕生に集中
2017.11.1 12:28 Wednesday
今オフはアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)にとって経験したことのないものになりそうだ。12月上旬に妻・マリアが第一子となる男の子を出産予定なのだ。トレードされる、されないに関わらず、マカッチェンの人生は新たな章に突入することになる。
パイレーツはワールドシリーズ終了から5日以内にマカッチェンの来季オプション(年俸1450万ドル)を行使するか否かを決断しなければならない。マカッチェンは今季156試合に出場して打率.279、28本塁打、88打点、11盗塁、OPS.849をマーク。昨季の不振を脱し、打線の軸として恥ずかしくない成績を残しただけに、パイレーツがオプションを行使するのは確実と見られている。
しかし、オプション行使後にパイレーツがマカッチェン放出に動く可能性は残されている。マカッチェンはトレードについて「俺が決められることではない。ただ決まったことを受け入れるだけ」という姿勢を崩していない。昨オフ、マカッチェンはトレードで放出されることが確実視されていた。しかし、ウィンター・ミーティングのあと、ニール・ハンティントンGMはマカッチェンをキープする意思を固め、マカッチェンは2017年シーズンもパイレーツでプレイすることになった。球団オプションが行使されれば、マカッチェンにとっては2018年シーズンがパイレーツとの契約最終年になる。パイレーツは再びマカッチェンをトレード市場に出し、彼のトレード価値を探ることになるだろう。
昨オフを経験したことにより、マカッチェンにはトレードの噂に対してある種の免疫ができている。その一方で、今オフはマカッチェンにとっての初めての経験が待っている。12月上旬に待望の第一子が誕生するのだ。「子供がもうすぐ生まれるんだ。他のどんなことよりも楽しみにしているよ」とマカッチェン。「12月上旬に生まれる予定なんだ。ちょうどウィンター・ミーティングの時期だけど、ウィンター・ミーティングのことを気にしている場合じゃないよね」と自身のトレードの動向よりも子供のことが気になって仕方がない様子だ。
第一子の誕生により、人生の新たな章を迎えようとしているマカッチェン。いったい来季はどのチームのユニフォームを着てフィールドに立っているのだろうか。
関連動画
10月11日 2017年パイレーツ名場面集
