マリナーズが岩隈の来季契約オプション破棄
2017.11.3 17:33 Friday
ワールドシリーズが終了し、次は来季に向けて選手契約やトレードなど各チームが準備期間に入っていく。激戦が終わったばかりだが、既に次の戦いが始まっている。新たな動きとしてマリナーズは岩隈久志の来季契約オプションを破棄したと発表した。
今季の岩隈は先発ローテーションの2番手として4月から試合に出場していたが、5月に右肩の炎症で故障者リスト(DL)入り。その後、マイナーリーグでリハビリ登板するも状態が思わしくなく、メジャーのマウンドには日本時間5月4日のエンゼルス戦を最後に戻ることはできなかった。現在は右肩の手術が終了し、リハビリに励んでいるときだった。今季の成績は6試合で0勝2敗 防御率4.35だった。
マリナーズは保有していた来季年俸1000万ドルのオプションを破棄したことで岩隈はFAの身となり移籍先を探すことになる。昨年は16勝を挙げたこともあり今季も同様の活躍が期待されていたが、好投しても打線の援護に恵まれない場合やときには大量失点で敗戦投手になるなど好不調の波や肩の故障にも悩まされたシーズンとなった。
来季は37歳のシーズンとなるがメジャー6年間で3度の2桁勝利を挙げるなど勝ちを計算できる貴重な投手なだけに他球団からのオファーがある可能性がある。果たして次はどのチームのユニフォームを着ることになるのだろうか。
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