名投手・ハラデイのキャリアを振り返る
2017.11.9 12:54 Thursday
日本時間11月8日、衝撃のニュースが世界を駆け巡った。通算203勝をマークし、サイ・ヤング賞に2度輝いた名投手、ロイ・ハラデイが飛行機事故により死亡。40歳という若さだった。
1998年9月にメジャーデビューを果たしたハラデイは、デビュー2戦目のタイガース戦でノーヒッターまであと1人という快投を披露(9回二死からボビー・ヒギンソンに本塁打を浴び、1失点完投勝利)。2003年にはリーグ最多の22勝を挙げ、サイ・ヤング賞に輝いた。フィリーズへ移籍した2010年にはレギュラーシーズンで完全試合、ポストシーズンでは史上2人目となるノーヒッターを達成。この年はリーグ最多の21勝をマークして自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞した。通算300勝がアンタッチャブルな数字となりつつある中、「ハラデイが殿堂入りできなければ21世紀の投手は殿堂入りがほぼ不可能だ」との声も上がっており、通算203勝のハラデイが殿堂入り投票においてどのように評価されるか注目が集まっている(投票対象となるのは2019年)。
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