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フリーエージェントの契約先予想 ダルビッシュはカブス行き?

2017.11.10 11:22 Friday

 フリーエージェント市場が開幕し、各選手の移籍先予想や予想契約額など様々な話題が飛び交うようになりつつある。MLB.comのリチャード・ジャスティスは今オフのフリーエージェント選手TOP15について移籍先予想を発表している。

 ランキング第1位のJ.D.マルティネスは過去4年間平均でOPS.936をマークしている強打者である。ジャスティスはレッドソックス、カージナルス、エンゼルス、ブリュワーズ、フィリーズなどが攻撃力アップを目指しているとしつつも、契約先にはジャイアンツを挙げている。「得点数でメジャー29位、本塁打数でメジャー最下位に終わり、今オフ最も積極的に攻撃力補強を目指している」ことがその理由である。

 ランキング第2位はダルビッシュ有。トミー・ジョン手術からの復帰後、48先発で防御率3.70、WHIP1.15をマークしており、先発投手としては今オフのフリーエージェント市場でトップクラスの評価を得ている。ジャスティスは「ワールドシリーズでの不本意な2先発がフリーエージェント市場における彼の価値をより興味深いものとしている」としつつも、「数球団にとって彼がナンバーワンのターゲットであることに変わりはないだろう」と評価。契約先としてカブスを予想している。

 そのカブスからフリーエージェントとなったジェイク・アリエタが第3位にランクイン。過去4年間平均で防御率2.67をマークしているアリエタだが、これはメジャー2位の好成績である。ジャスティスはアリエタがテキサスクリスチャン大学出身であること、テキサス州オースティン周辺に住んでいることなどを理由に、レンジャーズとの契約を予想。「左腕のコール・ハメルズとともに左右のエースコンビを結成するだろう」とコメントしている。

 以下、4位のエリック・ホズマーはレッドソックス、5位のマイク・ムスターカスはエンゼルス、6位のロレンゾ・ケインはジャイアンツ、7位のウェイド・デービスはカブス(再契約)、8位のグレッグ・ホランドはカージナルス、9位のランス・リンはブリュワーズ、10位のザック・コザートはロイヤルズ、11位のアレックス・カッブはツインズ、12位のカルロス・サンタナはインディアンス(再契約)、13位のローガン・モリソンはマリナーズ、14位のジェイ・ブルースはブルージェイズ、15位のマイク・マイナーはアストロズとの契約が予想されている。ジャスティスの予想通りになるのか、はたまたサプライズ契約が待っているのか。オフシーズンはまだ始まったばかりだが、今後の動きに注目だ。

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