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世界一目指すドジャース 今オフの目標は選手層の補強

2017.11.10 12:11 Friday

 29年ぶりのワールドシリーズ制覇にあと1勝届かなかったドジャースだが、来季のワールドシリーズ制覇に向けての戦いはすでに始まっている。今オフは主力選手の離脱がほとんどないため、フロント陣は選手層の補強により世界一を狙えるロースターを整備することを目指しているようだ。

 昨オフはケンリー・ジャンセン、ジャスティン・ターナー、リッチ・ヒルといった主力選手がフリーエージェントとなり、彼らとの再契約に多大な労力と予算を費やした。チェイス・アトリーも含め、フリーエージェントとなった主力選手の引き留めに尽力した一方で、外部からの補強はトレードで獲得したローガン・フォーサイスくらい。地区4連覇を成し遂げていたチームの戦力を維持した、という印象が強いオフシーズンだった。

 今オフのドジャースは主力選手の大半に来季以降の契約が残っており、目立ったフリーエージェントはダルビッシュ有、ブランドン・モロー、トニー・ワトソンくらい。彼らの穴埋めをしたうえで、戦力的に薄い部分を補っていくことが今オフの課題となるだろう。

 今季レギュラーを固定できなかったレフトについては何らかの動きがあると見られる。レギュラー候補として左打ちのジョク・ピーダーソンやアンドリュー・トールズがいるため、彼らとプラトーン起用できる右打ちの外野手を加えるのが理想だろう。今季はフランクリン・グティエレスにその役割が期待されていたが、故障もあって出場はわずか35試合のみ。ただし、チーム内にはキケ・ヘルナンデスがおり、ヘルナンデスとピーダーソンのプラトーンで乗り切れるという判断になれば、大物選手の加入は考えにくい。

 また、ダルビッシュとモローがフリーエージェントとなるため、先発投手とセットアッパーの穴埋めが必要になる。先発投手についてはフリオ・ウリアス、スコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、柳賢振(リュ・ヒョンジン)、ウォーカー・ビューラーとチーム内のオプションも多く、優先度としてはやや低い。セットアッパーについてはポストシーズンで奮闘したモローと再契約できるのが理想だが、モローが他球団へ流出するようであればスティーブ・シーシェックらが獲得候補となりそうだ。また、ワトソンがフリーエージェントとなっており、左腕リリーバーの補充も必要かもしれない。

 選手層が厚く、チーム内に様々なオプションを抱えているため、補強が急務というポジションは少ないドジャースだが、ワールドシリーズ制覇のためには各ポジションの底上げも必要になる。大谷翔平獲得の可能性も含め、アンドリュー・フリードマン野球部門社長、ファーハン・ザイディGMらがどのような判断をし、どのような動きを見せるのか。世界一を目指すチーム作りに注目だ。


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