メジャー生活20年・通算435本塁打のベルトランが現役引退を発表
2017.11.14 12:17 Tuesday
ドジャースと第7戦までもつれる激闘を演じた2017年のワールドシリーズが、カルロス・ベルトランにとってメジャーリーガーとしての最後の舞台となった。日本時間11月14日、ベルトランは今季限りで現役を引退することを発表した。
今季ベルトランは2004年以来13年ぶりにアストロズに復帰。ニューヨークで暮らす家族と離れて生活することになった。「僕がヒューストン、家族がニューヨークにいて、初めて家族と数ヶ月も離れて暮らすことになった。(妻の)ジェシカに家族がいなくて本当に寂しい、家族と一緒にいたいということを伝えたんだ。だから、今年は引退のことを本気で考えていた。ワールドシリーズに進出し、ワールドシリーズで勝つことができたら、気持ちよく家に帰れるなって思っていたよ」とベルトランは現役引退を決断した理由について語っている。
ベルトランは夏に家族がヒューストンへやってきた際、「今年が僕のラストイヤーになると思う」と妻に話したという。今季は129試合に出場して打率.231、14本塁打、51打点、OPS.666に終わり、出場機会は徐々に減少。しかし、リーグ優勝決定シリーズで不調に陥ったジョージ・スプリンガーに助言を与え、ワールドシリーズでの復調に導くなど、その存在感は最後まで衰えなかった。
引退後はニューヨークの自宅へ戻り、家族と過ごす時間を楽しみにしているというベルトランだが、将来的な監督業にも関心を示している。「家族と旅行したり、子供たちと遊んだり、一緒に時間を過ごすのが楽しみだよ。ジェシカにはいつか監督をやりたいということは伝えてあるんだけどね」
ロイヤルズからアストロズ、メッツ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズを経てアストロズでのワールドシリーズ制覇という最高の形で幕を閉じたベルトランのメジャーリーガー生活。通算2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁と積み上げてきた数字は素晴らしく、新人王、オールスター・ゲーム選出9度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度、ロベルト・クレメンテ賞など輝かしい実績を誇る。5年後には野球殿堂入りの有力候補になるはずだが、まずは家族との時間を満喫してもらいたい。20年間お疲れ様でした。
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