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カブスとドジャースがブリットン獲得に興味か

2017.11.17 16:29 Friday

 オリオールズはクローザーのザック・ブリットンに対するトレードの問い合わせを複数球団から受けているという。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、問い合わせをしている球団の中にはカブスとドジャースが含まれているようだ。

 ヘイマンによると、オリオールズはブリットンのトレードに関するオファーに耳を傾けるつもりでいる。ブリットン放出を検討する最大の要因がブリットンの年俸である。ブリットンは今オフが年俸調停3年目。今季の年俸は1140万ドルであり、今季の働きぶりを考慮すると大幅な昇給はないと予想されるが、それでも1200万ドルを超えるのはほぼ確実だ。また、来季終了後にはフリーエージェントとなる。戦力が充実しつつあるレッドソックスやヤンキースの存在を考えると、地区最下位に沈んだオリオールズが優勝争いに絡むとは考えにくく、ブリットンがフリーエージェントとなる前にトレードで放出してしまうのが得策と言えるだろう。

 今季のブリットンは左前腕の故障に悩まされ、登板は38試合どまり。2勝1敗15セーブ、防御率2.89と数字だけを見れば決して悪いシーズンではなかったが、2016年と比較すると奪三振率が低下(9.94→6.99)し、被打率が急上昇(.162→.277)するなど、投球内容自体は褒められたものではなかった。また、8月23日のアスレチックス戦でセーブ失敗を喫し、2015年から継続していた55セーブ機会連続成功もストップしてしまった。

 ドジャースには絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが君臨しているものの、セットアッパーとして活躍したブランドン・モローがフリーエージェントとなり、リリーフ左腕が不足しているという事情もある。セットアップを担える左腕としてブリットンはうってつけの存在だろう。なお、ドジャースは今夏もブリットン獲得に動いていたが、最終的には小さな対価で獲得できるトニー・ワトソンとトニー・シングラーニを選択したという経緯もある。

 カブスはウェイド・デービスがフリーエージェントとなり、クローザーの座が空席となっている。デービスとの再契約を目指しているとの報道もあるが、デービスに代わるクローザーとしてブリットンの獲得に動いても不思議ではない。実際、昨オフはアロルディス・チャップマン(現ヤンキース)がフリーエージェントとなったあとに契約残り1年のデービスをトレードで獲得しており、今オフも同様の動きを見せる可能性はある。

 2016年に47セーブ機会すべてを成功させ、防御率0.54という驚異的な数字をマークしたブリットン。メジャー有数のリリーフ左腕の行方に注目が集まっている。


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