2013年全体1位指名選手・アッペルがフィリーズからDFAに
2017.11.21 15:09 Tuesday
日本時間11月21日、フィリーズはルール5ドラフトからプロテクトするために4人のプロスペクトを40人枠に登録した一方、それに弾き出される形で2013年ドラフトの全体1位指名選手であるマーク・アッペルをDFA(=40人枠から外す措置)とした。
ルール5ドラフトに向けてのプロテクト期限となった21日、各球団は自軍のプロスペクトをプロテクトすべくロースターの整備に追われたが、フィリーズも例外ではなかった。この日、フィリーズはウエーバーでジャイアンツから若手内野手のエンヘルブ・ビエルマを獲得。さらにフランクリン・キローム、セランソニー・ドミンゲス、ホゼ・タベラス、ランヘル・スアレスの若手4投手を40人枠に登録した。
それに伴って40人枠から弾き出されたのがアッペル、アルベルト・ティラード、エルニエリー・ガルシアの3選手。アッペルとティラードはDFAとなり、ガルシアは40人枠から抹消されてAAA級リーハイ・バレーへ降格となっている。
マット・クレンタックGMは40人枠に登録された若手4投手について「我々は彼ら4人全員に本当に期待している。彼らは全員が非常に一生懸命に努力しており、ロースターに加えるのに相応しい存在であると判断した」と語り、今後のさらなる成長に期待を寄せた。ウエーバーで獲得したビエルマについては「彼は優れた守備の才能を持っている。フィジカル面では現在も成長を続けている。面白い存在になると思うよ」と評価した。
2013年のドラフトでアストロズから全体1位指名を受けてプロ入りし、2015年オフにケン・ジャイルズらとの5対2のトレードでブレット・オーバーホルツァー、ビンス・ベラスケスらとともにフィリーズへ加入したアッペルだったが、その才能を開花させることなくフィリーズを去ることがほぼ確実となった。今季はAAA級で17試合に先発して5勝4敗、防御率5.27。82イニングで60三振しか奪えなかったのに対して53四球を与えるなど、防御率が示す以上に投球内容は悪かった。クレンタックはアッペルのDFAを「難しい決断だった」と表現したが、AAA級の成績を見る限り、妥当な判断だと言えるだろう。
「マーク(・アッペル)がアマチュア時代に示した才能は彼を全体1位指名に導き、彼は今もなおその才能を持っている。ただ、パフォーマンスでそれを示すことができなかった。努力が足りていないわけではないんだよ」とクレンタックは語ったが、アッペルが全体1位指名の才能を開花させる日はやってくるのだろうか。
関連動画
10月10日 2017年フィリーズ名場面集