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ブルージェイズは再建せず 来季はポストシーズン復帰を目指す

2017.11.22 12:25 Wednesday

 2015年から2年連続でア・リーグ優勝決定シリーズに進出していたブルージェイズにとって、76勝86敗でギリギリ地区最下位を回避した2017年は落胆のシーズンに他ならなかった。主軸打者のジョシュ・ドナルドソンに放出の噂が出るなか、ロス・アトキンスGMは来季再びポストシーズン争いに加わることが可能だと信じており、再建に乗り出すつもりはないようだ。

 「すでに良いチームが出来上がっており、そこに戦力をプラスしようとしているだけさ。このチームは間違いなく勝つことができる。それについて疑いの余地はないよ」とアトキンスは来季のポストシーズン争いに自信を見せる。ドナルドソン放出の噂は絶えないが、むしろアトキンスはドナルドソンが来季ポストシーズンに進出するためのキーマンになると考えている。「ジョシュ・ドナルドソンは球界における最も優れた選手の一人であり、これからもそうであり続けるだろう。彼がフィールドに立っていれば、我々には勝つチャンスがあるんだ」

 今季のブルージェイズは主力選手の故障に悩まされた。ドナルドソンは故障により38試合を欠場し、ラッセル・マーティンは42試合、トロイ・トゥロウィツキーは86試合、デボン・トラビスは102試合を欠場するなど、なかなかベストメンバーが揃わない状況。25選手が延べ31回にわたって故障者リスト入りし、欠場試合数は合計で1400試合を超えた。「打線が高齢化し、故障も増えた。故障を防ぐだけでなく、故障離脱に備えた準備も必要だ」とアトキンスは選手層を増強する必要性を感じている。

 ブルージェイズは今オフ、長年にわたってチームの主砲として活躍したホゼ・バティースタに別れを告げた。一方で、ジェイ・ブルースやロレンゾ・ケインの獲得に動いていることが報じられている。「我々にはチームをより良くする余地がある」とアトキンスも大型補強の可能性を否定していない。さらに、アトキンスは今季ブレイクを遂げたジャスティン・スモークに続くブレイク候補としてテオスカー・ヘルナンデス、ライアン・ボルッキらの名前を挙げている。

 エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)とバティースタがチームを去り、新たな時代に突入したことを感じさせるブルージェイズ。ドナルドソンら主力選手が故障なくシーズンを過ごし、補強による戦力アップと若手選手のブレイクが加われば、レッドソックスやヤンキースと地区優勝を争うことも不可能ではない。ア・リーグ東部地区の「戦国時代」はまだまだ続きそうだ。


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