FAまであと1年 ナショナルズがハーパーを放出する可能性は?
2017.11.22 15:30 Wednesday
ナショナルズが誇るスーパースター、ブライス・ハーパーは2018年シーズンがナショナルズとの契約最終年となる。来季終了後にフリーエージェントとなるハーパーをナショナルズがトレードで放出する可能性はあるのか。ファンからの質問にMLB.comでナショナルズの番記者を務めるジャマル・コリアーが回答している。
回答の冒頭でコリアーは、ハーパー放出に関する質問が多数寄せられていることにショックを受けていることを明らかにした。ハーパーを好きな人はハーパーが(フリーエージェントとなったあと)ワシントンに戻ってこないと考えている。ハーパーを好きでない人は実現するであろう巨額契約にハーパーが見合わないと考えている。ナショナルズがハーパーに対して巨額契約を与えないだろうと考えている人もいる。そうした状況もあり、多くのファンがハーパー放出を選択肢の一つとして考えているというのだ。コリアーはこれに対し「ハーパーのトレードは有り得ない」と断言している。
ハーパーの代理人を務めるスコット・ボラスは、ナショナルズとの間で契約延長交渉は開始されていないと明言している。そして、ハーパーは契約を延長しないまま、契約最終年のシーズンに突入する可能性が高い。しかし、現実的に考えて、ハーパーのトレードは起こり得ないだろう。ワールドシリーズ制覇を狙うナショナルズが、球界最高の選手の一人であるハーパーを放出する理由が見当たらないのだ。
仮にナショナルズがハーパーを放出するのであれば、ナショナルズは莫大な見返りを要求するはずだ。しかし、他球団はシーズン終了後にフリーエージェントとなるハーパーを獲得するために自軍の将来を犠牲にするようなことはしないだろう。ハーパー級のスーパースターになると適切な対価を設定するのが極めて困難なのだ。そして、コリアーはナショナルズがハーパー放出を検討するであろう唯一のケースとして「夏までに完全にポストシーズン争いから脱落した場合」を挙げている。しかし、今季のナ・リーグ東部地区の状況を見る限り、そのような事態は起こり得ないと考えるのが普通だろう。
「ナショナルズは来季、ハーパーとともにワールドシリーズ制覇を目指し、ハーパーとの再契約に全力を注ぐだろう」とコリアーは結論付けている。
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