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メッツのリリーフ補強 筆頭候補は新監督の教え子か

2017.11.24 12:53 Friday

 ブルペンが補強ポイントの一つとなっているメッツだが、早くも補強に向けての動きを見せ始めている。ニューヨーク・ポストのマイク・プーマによると、インディアンスからフリーエージェントとなったブライアン・ショウが獲得筆頭候補に挙がっているようだ。

 ショウは2012年オフにインディアンス、ダイヤモンドバックス、ヤンキースが絡んだ三角トレードでダイヤモンドバックスからインディアンスへ移籍。加入1年目の2013年から今季まで5年連続で70試合以上に登板し、2014年から4年連続で23ホールド以上をマークするなど、リーグを代表するセットアッパーとして確固たる地位を築くことに成功した。この5年間で投げた358回2/3はリリーバーとしてはメジャー全体で最多の数字。防御率3.11、FIP3.45と「量」だけでなく「質」の面でも結果を残しており、インディアンスが誇る強力ブルペンの一角を担ってきた。

 ショウがインディアンスに加入した2013年は今オフ、メッツの新監督に就任したミッキー・キャラウェイがインディアンスの投手コーチに就任した年でもあり、キャラウェイにとってショウは思い入れのある教え子の一人。メッツがブルペンの補強を必要としているなか、キャラウェイがショウを獲得筆頭候補と考えているのも決して不思議なことではない。故障者リスト入りの経験が1度もなく、メジャー有数のタフネスぶりを誇るショウは、故障者続出に苦しむメッツ投手陣を助ける存在として適任だろう。

 現在、メッツのブルペンにはクローザーとしてジューリス・ファミリア、セットアッパーとしてA.J.ラモスがおり、2年連続で73試合以上&防御率2点台のジェリー・ブレビンスらも控えている。ファミリアの復調次第という部分もあるが、ここにショウが加われば、インディアンスの強力ブルペンを築いたキャラウェイのもとで盤石のブルペンを形成することも不可能ではない。キャラウェイとショウが再び同じユニフォームに袖を通すことになるのか。今後の動向に注目だ。


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