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今季79試合登板のショウに2球団から入団オファー

2017.11.25 15:38 Saturday

 オフシーズンにおいて注目の1日を挙げるとすれば感謝祭の翌日にあたる「ブラック・フライデー」だろう。日本時間11月25日はまさしくその日にあたり、過去には球界を驚かせる移籍があった。今オフのFA市場でも多くの選手の名前が挙がる中、ブライアン・ショウ(インディアンス)に2球団から入団オファーが届いたという。

 今季のショウは79試合に登板して4勝6敗 26ホールド 防御率3.52とリリーフ陣の一角を担い2年連続の地区優勝に貢献、ポストシーズンでも3試合で防御率1.50とシーズンを通じてチームを支えてきた。オフになるとチームメイトのジェイ・ブルースやカルロス・サンタナと共にFAとなり新しい移籍先を探しているところだった。

 クリーブランドの地元紙「クリーブランド・プレーンディーラー」によるとオファーをした球団名は公表されていないものの、どちらも複数年契約を提示しているという。その中の1つとしてメッツが有力とされており、新指揮官となったミッキー・キャラウェイ監督は今季までインディアンスの投手コーチとしてショウを指導していた。

 ショウの魅力は5年連続70試合以上に登板したタフネスさでこの期間の合計378試合登板は他のリリーフ投手達を凌ぐ数字となっている。また、この5年間の通算成績は21勝22敗 防御率3.11 WHIP 1.19と安定した数字を残しており、リリーフの補強を目指すチームにとっては心強い味方になるだろう。

 11月に30歳の誕生日を迎えたばかりのショウ。これからが本当の働き盛りだ。果たして来季はどこのユニフォームを着ているのか、今後の動向に注目したい。


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