B.ハーディが年俸調停を回避しタイガースと1年契約
2017.11.26 11:00 Sunday
オフになるとFA市場に出ている選手の争奪戦がし烈になる一方で所属選手との契約更新も行う。今季の最下位から巻き返しを狙うタイガースはブレイン・ハーディと新たに1年契約を結んだと発表した。
今季のハーディはメジャーとマイナーを行き来しながらも中継ぎの一角として35試合に登板し1勝0敗 防御率5.94の成績を残した。左腕ということもあり登板数は少ないながらもワンポイントリリーフなど貴重な役割をこなした。これまでの4年間は164試合すべてリリーフとして登板し9勝4敗 防御率3.62を記録している。
今回、年俸調停を避けて新たな契約を結んだハーディ。年俸調停は球団と選手双方が年俸希望額を提示した上で中立な立場の人間がどちらかの希望額を決定するものでオフになると100人以上の選手が調停申請するが、実際には今回のハーディのように調停を避ける場合が多い。選手は3年間メジャーに在籍すれば年俸調停の権利を得ることができる。
ハーディと新たな契約を結んだタイガースは同時にケビン・カマー(アストロズ3A)とマーク・モンゴメリー(カージナルス3A)の両右腕など計4人の選手とマイナー契約を結び招待選手として来季のスプリングトレーニングに参加させることも発表した。
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