2017年の「クリエイティブ・スライディング」集
2017.11.28 12:53 Tuesday
チャレンジ制度の導入によりスライディングの技術が進歩したとの声も上がるなか、今季もメジャーリーグでは良くも悪くもクリエイティブなスライディングが多数飛び出した。なかでもクリス・コグラン(ブルージェイズ)のプレイは特に印象的だった。
日本時間4月26日のブルージェイズ対カージナルスの一戦。2対2の同点で迎えた7回表、一死走者なしからコグランが四球を選んで出塁した。次打者ケビン・ピラーの打球はライト線を襲い、ライトのスティーブン・ピスコッティからの返球はタイミング的にはアウト。しかし、送球がやや三塁側に逸れ、捕手のヤディアー・モリーナが姿勢を下げて捕球しているところをコグランが飛び越えて見事に生還に成功したのだった。このアクロバティックなホームインは全米どころか全世界で話題になり、今季を代表する名シーンの一つとなった。