ダルビッシュ争奪戦にツインズなど6球団が参戦中
2017.11.29 09:41 Wednesday
今オフのフリーエージェント市場における注目株の一人であるダルビッシュ有。シリウスXMラジオのジム・ボウデンによると、現在ダルビッシュ争奪戦には6球団が参戦しているようだ。その6球団のうちの一つはツインズであると見られている。
ボウデンによると、争奪戦に参戦中の6球団のほかにも数球団がダルビッシュに関心を寄せており、争奪戦に加わる可能性があるという。ツインズのサッド・レバインGMはMLBネットワーク・ラジオに出演した際にダルビッシュへの関心を認めており、争奪戦に加わっている6球団のうちの一つがツインズであることは間違いなさそうだ。
今季のダルビッシュはレンジャーズで22試合に先発し、6勝9敗、防御率4.01をマークしたあと、7月末にウィリー・カルフーン、A.J.アレクシー、ブレンドン・デービスとの1対3のトレードでドジャースへ移籍。ドジャースでは9先発で4勝3敗、防御率3.44をマークし、チームの地区優勝、そしてワールドシリーズ進出に貢献した。2球団を合計したシーズン通算の成績は31先発で186回2/3を投げ、10勝12敗、防御率3.86、209奪三振となっている。
ワールドシリーズでは2度の先発でいずれもノックアウトされ、チームが29年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃す一因となってしまったが、今のところ、ワールドシリーズでの不甲斐ないパフォーマンスが契約条件に悪影響を及ぼすような声は聞こえてこない。ワールドシリーズで好投していればさらに人気が高騰していた可能性もあるが、ワールドシリーズで打ち込まれたからといって契約条件が大幅に悪化するようなことはなさそうだ。
ワールドシリーズ第7戦後の記者会見ではドジャースへの残留願望を口にしていたダルビッシュだが、ドジャースがダルビッシュとの再契約に積極的に動いているという話も今のところは出ていない。今オフのメジャーリーグは「大谷待ち」といった状況になっているが、大谷争奪戦がひと段落すれば、ダルビッシュの周辺も騒がしくなり始めることだろう。
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