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ナショナルズ・リゾーGMはハーパーの引き留めに自信

2017.11.30 17:37 Thursday

 来季終了後にフリーエージェントとなるブライス・ハーパー(ナショナルズ)がどのような契約を手にするかということは球界における最大の注目ポイントの一つとなっている。ハーパーのようなスーパースターがハーパーほどの若さでフリーエージェント市場に出ることはめったにないからだ。しかし、ナショナルズのマイク・リゾーGMはハーパーとの契約延長、あるいは再契約に自信を見せている。

 「我々にはどのチームよりもハーパーと長期契約を交わすチャンスがある、と私は思っているよ。彼は球団を象徴するような選手だし、デレク・ジーターのようにキャリアを一つの球団で過ごすことを望んでいる。彼はここに残りたがっている、と私は思っているんだ。我々も彼には残ってほしい。彼にはここで歴史を作るチャンスがあると思うからね」とリゾーGM。2016年5月、ナショナルズはシーズン終了後にフリーエージェントとなる予定だったスティーブン・ストラスバーグと7年契約を結び、球界を騒然とさせた。スコット・ボラスが代理人を務めているということもあり、フリーエージェント市場に出ることなく契約延長に応じるとは思われていなかったからだ。しかし、ナショナルズはそれを実現させたのだった。

 ボラスは今オフ、ナショナルズとハーパーの間で契約延長に関する交渉が行われていないことを明言している。しかし、ハーパーはオールスター・ブレイクの時期に、ニューヨークのような騒がしく熱狂的な街よりもワシントンが好きであると発言。また、ジーターやカル・リプケンJr.のようにキャリアを一つの球団で過ごしたいという願望を持っていることも明らかになっている。そうしたハーパーの願望が、ナショナルズにとって大きなアドバンテージとなるかもしれない。

 リゾーは「ブライス(・ハーパー)と私はとても密接な関係にあるし、ブライスの代理人とも良好な関係を築くことができている。ブライスはワシントンでスカウトされ、ドラフトされ、契約し、成長してきたんだ。彼はこの街を愛し、この街のファンを愛していると思うよ」と、まるでハーパーがナショナルズに残留することを確信しているかのように話していた。


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