English Español 韓国語

エンゼルスが通算176セーブのジム・ジョンソンを獲得

2017.12.1 12:09 Friday

 日本時間12月1日、エンゼルスは若手左腕のジャスティン・ケリーをブレーブスへ放出し、通算176セーブの実績を誇るジム・ジョンソンとインターナショナル・ボーナスプール121万ドルを獲得。エンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高はメジャーで8番目となった。

 エンゼルスは今オフ、ブルペンからヒューストン・ストリート、バド・ノリス、アンドリュー・ベイリー、ジェシー・チャベス、フェルナンド・サラス、ユスメイロ・ペティートらがフリーエージェントとなり、リリーバーの補強を必要としていた(ペティートは昨日アスレチックスと2年契約)。今季は22セーブを挙げながらも防御率5.56に終わったジョンソンだが、オリオールズ時代の2012年と2013年に2年連続で50セーブ以上をマークするなど実績は十分。現在34歳とベテランの域に突入しているが、3年連続60試合以上、7年連続50試合以上に登板しているタフさも売りで、エンゼルスにとって貴重な戦力となりそうだ。エンゼルスのブルペンにはブレイク・パーカーやキャム・ベドロージアンがおり、ジョンソンは彼らとクローザーの座を争うことになるだろう。

 ブレーブスへ移籍したケリーは24歳の左腕。2016年のドラフトでエンゼルスから33巡目(全体996位)指名を受けて入団し、今季はルーキー級からスタートして最終的にAAA級まで駆け上がった。ルーキー級、A級、A+級、AA級、AAA級の5階級で合計25試合(うち6先発)に登板し、6勝4敗2セーブ、防御率3.53をマーク。プロ1年目の2016年にルーキー級で防御率6.44に終わったことを考えると、まさに急成長の1年だった。なお、MLB公式サイトの球団別プロスペクト・ランキングではトップ30圏内にランクインしていない。

 また、ブレーブスはこのトレードでインターナショナル・ボーナスプールの残高121万ドルを全額エンゼルスへ譲渡。これによりエンゼルスのインターナショナル・ボーナスプール残高は131万5000ドルとなり、レンジャーズ、ヤンキース、ツインズなどに次いでメジャー全体で8番目の金額となっている。


 関連ニュース

  11月28日 エンゼルスが二塁のグレードアップを目指す

  11月24日 前タイガース監督のオースマスがエンゼルスのフロント入り

  11月17日 内野のグレードアップを目指すエンゼルス


 関連動画

  10月5日 2017年エンゼルス名場面集

spotvnow