大谷&スタントンの両獲りを目指すジャイアンツ
2017.12.5 11:21 Tuesday
今オフの話題を独占している大谷翔平(北海道日本ハム)とジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)。この2人を両獲りする可能性を残すチームが1つだけ存在する。今季、両リーグワーストタイの64勝98敗に終わったサンフランシスコ・ジャイアンツである。
ジャイアンツは大谷争奪戦の一次審査を突破した7球団に名を連ねており、スタントン獲得の最有力候補と言われる2球団のうちの一つでもある。スタントン獲得レースの対抗馬であるカージナルスは大谷争奪戦から脱落し、スタントンの第一希望と報じられているドジャースは大谷争奪戦の一次審査を突破したものの、ぜいたく税の問題もあってスタントン獲得レースには消極的だ。両獲りの可能性を残すのはジャイアンツだけであると断言しても間違いではないだろう。
大谷は二刀流を実現するために指名打者制を採用しているア・リーグの球団を希望するのではないかとの見方もあったが、一次審査を突破した7球団のうち、ア・リーグの球団はエンゼルス、マリナーズ、レンジャーズの3つだけ。エンゼルスにはアルバート・プーホルス、マリナーズにはネルソン・クルーズというスター級の指名打者がおり、大谷を指名打者として起用する際には彼らを他のポジションへ移さなければならない。ひょっとすると、大谷は指名打者制という要素をあまり重視していないのかもしれない。となると、ナ・リーグ所属のジャイアンツにも獲得のチャンスは十分にある。
ジャイアンツがスタントンを欲しがる理由は明白だ。各地で本塁打が乱れ飛んだ今季、ジャイアンツは両リーグ最少の128本塁打に終わった。チーム本塁打王は18本塁打のブランドン・ベルトであり、20本塁打以上の打者は皆無。それどころか、バリー・ボンズが現役ラストイヤーの2007年に28本塁打を放って以降、この数字を超えた打者は現れていないのである(2013年のハンター・ペンスの27本塁打が最多)。ジャイアンツにとってスタントンは、チームの長年の課題である長打力不足を解消するための切り札なのだ。
2010年からの5シーズンで3度のワールドシリーズ制覇を成し遂げたジャイアンツは、再びワールドシリーズ制覇を狙えるチームを作り上げることを目指している。大谷とスタントンの両獲りにより、大型補強を成功させることはできるのだろうか。
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