殿堂入り候補のビスケルがCWS傘下A+級の監督に就任
2017.12.5 12:47 Tuesday
日本時間12月5日、ホワイトソックスは球団OBのオマー・ビスケルが来季から球団傘下A+級ウィンストン・セーラムの監督を務めることを発表した。通算11度のゴールドグラブ受賞を誇る名遊撃手であるビスケルは今回の投票から殿堂入り候補者となり、数年以内の殿堂入りを期待されている。
ビスケルは「コミュニケーションが一番大事だよ。コミュニケーションを通して選手たちに正しい道を教えることができる」と監督就任に向けて意気込みを語った。現役時代はインディアンスなど6球団で24シーズンにわたってプレイし、通算2877安打、404盗塁を記録。現役最晩年は二塁や三塁を守る機会が増えたものの、45歳になるまで遊撃を守り続け、通算11度のゴールドグラブ賞を獲得した。11度の受賞は遊撃手ではオジー・スミスの13度に次ぐ史上2位の数字。通算2460安打、580盗塁のスミスは有資格初年度で得票率91.7%を記録して殿堂入りを果たしており、ほぼ同水準の成績を残しているビスケルが数年以内に殿堂入りを果たすことはほぼ間違いないだろう。
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