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2017年シーズンのランニングホームランを振り返る

2017.12.8 12:58 Friday

 日本で言う「ランニングホームラン」はメジャーリーグでは「インサイド・ザ・パーク・ホームラン」と呼ばれ、試合の中で最もスリリングなプレイの一つである。ここでは2017年シーズンに飛び出したランニングホームランを振り返ってみよう。

 ランニングホームランが生まれる原因としては①純粋に打球がいいところへ飛んだ、②フェンスに当たった打球が思わぬ方向へ跳ね返った、③外野手のミスなどが挙げられる。そして、今季最も印象的だったランニングホームランはマイケル・テイラー(ナショナルズ)の一打だろう。テイラーは日本時間9月9日のフィリーズ戦、2対3と1点ビハインドで迎えた3回裏の第2打席でジェイク・トンプソンからセンターのオドゥベル・ヘレーラの頭上を越える痛烈なライナーを放った。ヘレーラはジャンピングキャッチを試みたものの、ボールには届かず、ボールはそのままフェンスに到達。なんとテイラーの一打は逆転満塁ランニングホームランとなった。なお、この試合は最終的にナショナルズが11対10で乱戦を制している。

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