メッツのもとにハービー獲得希望のオファーが届く
2017.12.12 15:39 Tuesday
過去2シーズンのパフォーマンスはマット・ハービー(メッツ)の価値を大きく下落させたに違いない。しかし、メッツのもとには2年前の2015年にメジャートップクラスのパフォーマンスを見せていた先発右腕の獲得を希望するトレードのオファーが届いているようだ。
トミー・ジョン手術からの復帰初年度となった2015年に189回1/3を投げて13勝8敗、防御率2.71、188奪三振という好成績を残したハービーはその後、本来のピッチングを取り戻すことができずにいる。故障の影響もあり、2016年は92回2/3を投げて4勝10敗、防御率4.84、今季はさらに成績が悪化し、92回2/3を投げて5勝7敗、防御率6.70に終わった。しかし、ハービーのポテンシャルを高く評価する球団は多く、メッツのもとにはレンジャーズとオリオールズを含む複数球団からのオファーが届いているという。
メッツのサンディ・アルダーソンGMは今オフの補強ポイントとして二塁手とリリーフ投手を挙げており、ハービーとのトレードで二塁手やリリーフ投手を獲得するという選択肢もある。実際、レンジャーズは正二塁手候補としてかつてのナンバーワン有望株であるジュリクソン・プロファーを交換要員として提示しており、オリオールズはリリーフ右腕のブラッド・ブラックやダレン・オデイの放出を検討しているようだ。しかし、二塁手・リリーフ投手ともハービーを放出せずとも補強を行えるのも事実である。二塁手はジョシュ・ハリソン(パイレーツ)、セザー・ヘルナンデス(フィリーズ)、ジェイソン・キプニス(インディアンス)とトレード市場に人材が豊富であり、リリーフ投手はブライアン・ショウ、アディソン・リード、トミー・ハンターらがまだフリーエージェント市場に残っている。
そして何より、このタイミングでハービーを放出してしまうのは、エース級の才能を有する投手を安売りすることになってしまう。メッツの先発投手の層がそれほど厚くないことを考えても、よほど魅力的なオファーがなければメッツがハービーの放出を急ぐ必要はないだろう。「我々はブルペンの補強を最優先に考えている」と語るアルダーソンにとってハービー放出の優先度が低いことだけは間違いなさそうだ。
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