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オリオールズ マチャドのトレードは時間との戦いか

2017.12.19 11:28 Tuesday

 オリオールズはマニー・マチャドのトレードについて、あまり悠長に構えていられないことを知っている。他球団はすでに来季に向けたチーム作りを着々と進めており、他球団のチーム編成が固まってしまうと思うような対価を得られない可能性があるからだ。

 ダン・デュケット野球部門副社長は先週のウィンター・ミーティングにおいて「各球団は現在チーム作りを進めている。各球団が自軍のカギとなる大物選手を獲得するのは、たいていの場合、年の初めくらいまでだね」と語り、なるべく年内にマチャドのトレード話に決着をつけたい意向を明らかにした。クリスマスやお正月のシーズンになってしまうと移籍市場はほとんど動かない。オリオールズに残された時間はそれほど多くないというのが実情だ。

 マチャドの獲得候補としてレッドソックス、ヤンキース、ホワイトソックス、カージナルスなどが挙げられているが、オリオールズがわざわざ同地区のレッドソックスやヤンキースへ自軍のスター三塁手を放出する可能性は低い。この点に関してはデュケットも「現在は我々がそれ(=移籍先)をコントロールできる。1年後には(マチャドがフリーエージェントになるため)我々はコントロールできなくなってしまうけどね」と話している。

 オリオールズがマチャド放出の対価として求めるものは、とにもかくにも先発投手だ。今季のオリオールズは先発防御率がリーグワーストの5.70と完全に崩壊。現時点で来季の先発ローテーション入りが当確となっているのは今季13勝のディラン・バンディと同11勝のケビン・ゴーズマンだけである。フリーエージェント市場でも数名の先発投手にオファーを提示したものの、打者有利の本拠地球場を敬遠されるなどして今のところ補強は思惑通りに進んでいない。できればマチャドとのトレードで複数の先発投手を獲得したいところだが、1年後にフリーエージェントとなるマチャドに対して複数の先発投手を差し出す球団があるかどうかは疑問である。

 デュケットの言うタイムリミットが刻一刻と迫るなか、オリオールズはどのような決断を下すのか。放出しない可能性も含め、今後の動向が注目される。


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