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ブリュワーズが今季13勝の右腕・チャシーンと2年契約

2017.12.21 12:09 Thursday

 ブリュワーズが先発ローテーションにまた一人、実績のある右腕を加えることに成功した。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ブリュワーズはパドレスで今季13勝をマークしたヨーリス・チャシーンと契約合意。ESPNのジェリー・クラスニックは年平均800万ドル前後の2年契約になると報じている。

 エース格のジミー・ネルソンが右肩の手術を受けて来季の開幕に間に合わないことが確定しているブリュワーズは今オフ、先発投手の補強が最優先課題となっていた。先日、通算113勝の実績を誇るヨバニ・ガヤードと契約合意に至ったことが報じられたばかりだが、今季パドレスで4年ぶりの2ケタ勝利をマークするなど復活を遂げたチャシーンもブリュワーズの先発ローテーションに加わることになった。

 チャシーンはロッキーズ時代の2011年に11勝、2013年に自己最多の14勝をマーク。2015年3月にロッキーズを解雇されると、その後はインディアンス(メジャーでの登板なし)、ダイヤモンドバックス、ブレーブス、エンゼルスと4球団を転々とし、今季は1年契約でパドレスに加入した。パドレスでは自己最多の32試合に先発し、13勝10敗、防御率3.89と安定したパフォーマンス。速球の平均球速91.4マイルは2011年以来の高水準であり、球威を取り戻したことが復活につながった格好だ。

 チャシーンの加入により、ザック・デービーズ、チェイス・アンダーソン、チャシーン、ガヤード、ジュニア・ゲラ(ブレント・スーター、ブランドン・ウッドラフらも候補)と先発ローテーションに目処が付いたブリュワーズだが、チャシーンには不安材料もある。今季は投手有利と言われるパドレスの本拠地ペトコ・パークで9勝3敗、防御率1.79と好投した一方、アウェイでは4勝7敗、防御率6.53。打者有利と言われるミラー・パークが本拠地となり、今季と同様の成績を残せるかどうかは未知数だ。

 一時はジェイク・アリエタなどトップクラスの先発投手にも興味を示していたブリュワーズだが、先発投手の補強はガヤードとチャシーンで打ち止めと見られる。残る補強ポイントである二塁手とセットアッパーを見つけ、カブスとカージナルスに対抗する陣容を整えたいところである。


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