年末年始の主な移籍を振り返る 過去には名選手が移籍
2017.12.25 11:00 Monday
クリスマス・シーズン以降の休暇期間に入ると、移籍市場の勢いもクールダウンする。しかし、今オフは移籍市場の動きが遅く、年末年始の休暇期間に大物選手の移籍が決まる可能性もゼロではない。ここでは年末年始に大物選手が移籍した過去の例を振り返ってみよう。
まずは殿堂入りの名選手、レジー・ジャクソンだ。メジャー20年目のシーズンを終えた40歳のジャクソンは1986年オフ、12年ぶりのアスレチックス復帰を果たした。現地時間12月24日に古巣と契約したジャクソンは「これ以上、クリスマス・プレゼントは必要ないよ。僕にはこれで十分だ」と大喜び。現役ラストイヤーとなった1987年、ジャクソンは115試合に出場して打率.220、15本塁打、43打点、OPS.699をマークし、21年間の現役生活に別れを告げた。
続いては「世界の盗塁王」リッキー・ヘンダーソン。1995年オフにアスレチックスからフリーエージェントとなったヘンダーソンは、現地時間12月29日に2年400万ドルでパドレスと契約した。このときすでに37歳だったヘンダーソンは1996年、打率.241と不本意なシーズンを過ごし、翌1997年途中にエンゼルスへトレード。1998年に古巣・アスレチックスへ復帰してリーグ最多の66盗塁を記録すると、1999年にはメッツで40歳ながら打率.315、12本塁打、37盗塁、OPS.889の好成績をマークし、最終的には通算1406盗塁まで数字を伸ばした。
2001年のワールドシリーズで劇的な一打を放ったルイス・ゴンザレスも年末に移籍した選手の一人だ。ダイヤモンドバックスは現地時間1998年12月28日にカリム・ガルシアとのトレードでタイガースからゴンザレスを獲得。それまでも好打の外野手として活躍していたゴンザレスだが、ダイヤモンドバックス移籍後はワンランク上の強打者へと成長。2001年には打率.325、57本塁打、142打点、OPS1.117という驚異的な打棒を発揮し、ワールドシリーズ第7戦ではバットを折りながらもマリアーノ・リベラ(ヤンキース)からサヨナラ打を放ってチームをワールドシリーズ制覇へと導いた。
現役選手からはダニエル・マーフィー(ナショナルズ)をピックアップ。2015年のポストシーズンで驚異的な活躍を見せたマーフィーは同年オフにフリーエージェントとなり、現地時間12月24日に3年3750万ドルでナショナルズと契約した。2016年は打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985、今季も打率.322、23本塁打、93打点、OPS.928と好成績をマークし、打率は2年連続でリーグ2位。ナショナルズにとって大バーゲンの契約となったことは間違いない。契約最終年となる来季もここ2シーズンと同様の活躍が期待される。