English Español 韓国語

レッズがリリーフ右腕・ヒューズを2年契約で獲得

2017.12.27 11:00 Wednesday

 日本時間12月27日、レッズはブリュワーズからノンテンダーFAとなっていたジャレッド・ヒューズと2年契約を結んだことを発表した。ヒューズはこれまでにパイレーツで6年、ブリュワーズで1年プレイ。来季も引き続きナ・リーグ中部地区所属の球団でプレイすることになった。

 SBネーションが報じたところによると、ヒューズの年俸は2018年、2019年とも212万5000ドルであり、2020年の契約は年俸300万ドルの球団オプションまたは25万ドルのバイアウトとなっているようだ。よって、トータルで450万ドル(212万5000ドル+212万5000ドル+25万ドル)が保証される契約となっている。

 現在32歳のヒューズは2012年からの5シーズンのうち4シーズンで63試合以上に登板するなど、パイレーツではブルペンの一角として活躍したが、今季開幕直前に解雇。その後すぐにブリュワーズと契約し、今季は67試合に登板して5勝3敗1セーブ12ホールド、防御率3.02をマークした。今季の成績は決して悪くなく、通算防御率2.85を誇る安定したリリーバーだが、ブリュワーズは年俸の高騰を嫌ってヒューズをノンテンダーFAに。再契約を結ぶことも検討していたようだが、最終的にヒューズはレッズと契約することを選択した。

 今季のレッズは救援防御率がメジャーワースト4位の4.65に終わり、ライセル・イグレシアス、マイケル・ローレンゼン、ワンディ・ペラルタ以外に計算できるリリーバーを必要としていた。レッズは先発ローテーションも不安定でブルペンの投球イニング数が増加する傾向にあり(今季はメジャー2位の610イニング)、70試合前後の登板を期待できるヒューズの加入はブライアン・プライス監督にとって朗報となるに違いない。通算奪三振率5.78とリリーバーとしては極端に奪三振率が低いヒューズだが、通算ゴロ率は62.3%の高水準。本塁打が出やすく、打者有利と言われる本拠地グレートアメリカン・ボールパークにフィットする投手と言えるだろう。


 関連ニュース

  12月26日 打撃力向上を目指す韋駄天・ハミルトン

  12月4日 トレード候補のイグレシアス レッズ残留を希望

  12月4日 レッズのNo.1有望株・センゼル 複数ポジションに挑戦


 関連動画

  10月11日 2017年レッズ名場面集

spotvnow