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ジャイアンツがマカッチェン獲得に乗り出す

2018.1.5 09:30 Friday

 外野のグレードアップを目指すジャイアンツはビリー・ハミルトン(レッズ)のみならず、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)の獲得にも興味を示し、トレード交渉を行っているようだ。しかし、ジャイアンツは有望株のさらなる放出には消極的であり、それがトレード成立に向けての大きな障壁となっている。

 今オフのジャイアンツは攻守両面で外野のグレードアップを目指している。ライトにはハンター・ペンスがいるものの、レフトは昨季からレギュラー不在の状況であり、センターのディナード・スパンはエバン・ロンゴリアとのトレードでレイズへ放出。レギュラーの座が2枠も空いている状況だ。スパンは昨季、外野手ではチーム最高となるOPS.756をマークしたが、守備防御点は-27と大きな穴となっていた。打撃面はもちろんだが、守備面でのグレードアップも急務となっているのである。

 守備面でのグレードアップを目指すのであればハミルトンが適任だろう。4年連続56盗塁以上(4年連続盗塁数リーグ2位)の俊足を誇り、守備防御点は4年連続で+8以上を記録。打撃力ではスパンに及ばないものの、走攻守をトータルで見れば大きなグレードアップになるはずだ。一方、打撃面でのグレードアップを重視するのであればマカッチェンの獲得は理想的。センターの守備力はスパンと同程度まで低下しているものの、28本塁打、OPS.849をマークした打撃力はジャイアンツに必要だ。極端な長打力不足に喘いだチーム状況を考えると、マカッチェンのほうがチーム状況に合致していると言えるだろう。

 しかし、ハミルトンとマカッチェンのいずれを獲得するにしても、トレード成立に向けて大きな障壁がある。それはジャイアンツが有望株の放出に前向きでないという点だ。ジャイアンツは今オフすでにロンゴリアとのトレードで球団1位の有望株だったクリスチャン・アローヨを放出。有望株のさらなる放出を回避したいと考えている。クリス・ショウ、タイラー・ビーディ、ヘリオット・ラモスがジャイアンツの有望株上位3人だが、レッズとパイレーツはともに少なくとも3人のうち1人、場合によっては3人のうち2人を要求する可能性が高い。ジャイアンツがこれらの有望株をキープすることを選択すれば、トレード交渉は破談に終わるだろう。

 なかなか思うように進まないジャイアンツの外野手補強。スプリング・トレーニング開始まで1ヶ月半ほどとなったが、どのような結末を迎えるのだろうか。


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