元オールスター外野手・ゴンザレスに3球団がオファーを提示か
2018.1.5 14:30 Friday
ESPNのリポートによると、オールスター・ゲーム選出3度、シルバースラッガー受賞2度、ゴールドグラブ受賞3度の実績を誇るカルロス・ゴンザレスにアストロズ、パドレス、ジャイアンツの3球団がオファーを提示しているようだ。
通算215本塁打、OPS.857の実績を誇るゴンザレスだが、昨季は右肩痛で3年ぶりの故障者リスト入りを経験するなど不本意なシーズンを過ごし、打率.262、14本塁打、57打点、OPS.762はいずれも100試合以上に出場したシーズンでは自己ワーストの数字だった。しかし、9月に限れば打率.377、6本塁打、16打点、OPS1.250の好成績をマーク。その打棒が健在であることをアピールし、チームのワイルドカード獲得に貢献した。ホームで打率.323、OPS.923の好成績をマークしたのに対し、アウェイで打率.203、OPS.606に終わったのも例年同様の傾向だ。
3球団のチーム事情を眺めてみると、アストロズはカルロス・ベルトランが引退し、左打席から長打を期待できる打者が不足気味。対右投手時はセンターにジョージ・スプリンガー、ライトにゴンザレス、対左投手時はセンターにジェイク・マリズニック、ライトにスプリンガーという変則的なプラトーンを描いていると見られる。
パドレスはエリック・ホズマーの獲得を目指していることが報じられており、ホズマーを獲得できればウィル・マイヤーズを外野へ再コンバートするため外野手の補強は必要なくなる。しかし、マイヤーズも含めて外野のレギュラー候補はほとんどが右打者であり、左のパワーバットであるゴンザレスの獲得を検討する価値はあるだろう。
ジャイアンツはフリーエージェントのジェイ・ブルースやアンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)など外野手の補強を目指しており、ゴンザレスも補強候補の一人になっていると見られる。ライトにはハンター・ペンスがいるため、ペンスとプラトーン的な起用になるか、あるいはゴンザレスが4年ぶりにレフトを守ることになるはずだ。
そして、ゴンザレスの獲得を検討する球団の懸念点は「クアーズ・フィールドを離れてもゴンザレスは活躍できるのか」ということだろう。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドでは通算打率.329、OPS.999をマークしているゴンザレスだが、山を下れば平均レベルの打者。各球団はこのあたりの事情を考慮に入れながら、ゴンザレスとの契約を模索していくことになりそうだ。