カブス、ナショナルズ、アストロズがホランド獲得を狙う
2018.1.9 11:30 Tuesday
ウェイド・デービスが3年5200万ドルでロッキーズと契約したあと、クローザー獲得を目指す球団の視線はグレッグ・ホランドに注がれている。フリーエージェント市場に残されたベストのクローザーであるこの右腕には、ワールドシリーズ制覇を目指す3球団が興味を示しているようだ。
ボストン・グローブのニック・カファードによると、ホランド獲得レースにはデービスの前所属球団であるカブスのほか、球団初のワールドシリーズ進出&制覇を目指すナショナルズが興味を示しているという。さらに、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはアストロズがホランド獲得に動く可能性があることを報じている。
トミー・ジョン手術からの復活を遂げた昨季のホランドは、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)とともにリーグ最多タイの41セーブをマークし、自身初のタイトルを獲得。61試合に登板して3勝6敗41セーブ、防御率3.61の成績で3年ぶりのオールスター・ゲーム選出を果たしただけでなく、カムバック賞にも選出された。8月に防御率13.50という大不振に陥ったため、シーズン通算の防御率は3点台になってしまったものの、4月~6月と9月はいずれも1点台、7月も2点台前半の防御率をマーク。絶対的クローザーとして君臨したロイヤルズ時代の実力が健在であることを印象付けた。
カブスは今オフ、すでにブランドン・モローとスティーブ・シーシェックをブルペンに加えているが、デービス、ヘクター・ロンドン、上原浩治、ブライアン・ダンシングが抜けた穴は完全には埋まっていない。モローが暫定クローザーとなっているものの、ホランドのような一流クローザーを加え、モローをセットアップに回すのが理想の形だろう。
ナショナルズは昨夏、ショーン・ドゥーリトル、ライアン・マドソン、ブランドン・キンツラーを獲得してブルペンの立て直しに成功し、フリーエージェントとなったキンツラーと再契約。すでに強固なブルペンを形成しているが、ワールドシリーズ制覇に向けてブルペンのさらなるアップグレードを目論んでいる。
そして、ヘイマンが獲得候補の一つに挙げているアストロズだが、すでにケン・ジャイルズというクローザーがいる。しかし、ジャイルズは昨年のポストシーズンで防御率11.74の大不振に陥り、A.J.ヒンチ監督は先発投手をブルペンに回して試合の最後を任せざるを得なかった。そうした事情もあり、アストロズがホランドの獲得に動く可能性があるとヘイマンは分析しているようだ。
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