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ナショナルズが先発右腕・リンの獲得を検討か

2018.1.9 14:30 Tuesday

 すでに今季の予想年俸総額がぜいたく税の課税対象となる1億9700万ドルを超えているナショナルズだが、チームに数少ない穴となっている先発5番手の補強を検討している。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、カージナルスからフリーエージェントとなったランス・リンが獲得候補に挙がっているようだ。

 ナショナルズは先発5番手のジョー・ロスが昨年7月にトミー・ジョン手術を受け、現時点では24歳のエリック・フェッディまたは26歳のA.J.コールが先発5番手の筆頭候補となっている。フェッディは2014年ドラフト全体18位指名の有望株であり、コールも昨季メジャーで防御率3.81とまずまずの成績を残したが、今季こそ悲願のワールドシリーズ出場&制覇を目指すチームの先発5番手としては物足りなさは否めない。そこで、マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、ジオ・ゴンザレス、タナー・ロアークという強力な先発四本柱とともに先発ローテーションを形成する存在としてリンの名前が浮上しているというわけだ。ゴンザレスは今季終了後、ロアークも来季終了後にフリーエージェントとなるため、予算面を度外視すればリンを複数年契約で獲得することはチームにフィットしないわけではない。

 選手の契約状況を詳細に扱う「Cot’s Baseball Contracts」によると、今季のナショナルズの予想年俸総額はすでに2億140万ドルに達している。昨季は年俸総額の上限を超過して143万ドルの罰金を支払ったナショナルズだが、今季はペナルティ率が20%から30%に上昇する。また、年俸総額が2億1700万ドルを超えてしまうとペナルティ率はさらに上昇するため、予算面を考慮するとリンの獲得は現実的ではないかもしれない。

 トミー・ジョン手術の影響で2016年シーズンを全休し、昨季が実戦復帰1年目となったリンだが、33先発で11勝8敗、防御率3.43とまずまずの成績をマーク。被本塁打27本は自己ワーストの数字だったが、被打率.223は自己ベスト(規定投球回以上のシーズンのみ)の数字であり、極めて順調な実戦復帰のシーズンとなった。リンにはナショナルズのほか、レンジャーズ、ブリュワーズ、オリオールズなども興味を示しており、メジャー通算防御率3.38を誇る速球派右腕を巡って争奪戦が繰り広げられている。


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