オリオールズの大砲・デービス 打撃の修正に注力
2018.1.10 15:30 Wednesday
ここ数年、成績の低下に歯止めがかからなくなりつつあるクリス・デービス(オリオールズ)だが、今オフは復活に向けて打撃の修正に取り組んでいる。本塁打王に2度輝いた大砲が打席でのアプローチや守備シフトへの対応を見直し、本来の力強い打撃を取り戻そうとしている。
「三振が増える一方で、打率は下がり続けているんだよね」とデービス。ここ3年の数字を見てみると、確かに三振率は31.0%→32.9%→37.2%と年々上昇し、打率は.262→.221→.215と低下し続けている。デービスは「去年は見逃し三振が多すぎた」と問題点を把握しており、「スイングする前に2ストライクになることが多すぎたんだ。受け身になりすぎたり、ボールを選びすぎたりして、早いカウントの甘いボールを生かすことができなかった」という打撃アプローチを修正する方針だ。おそらく今季は例年よりも積極的に甘いボールを打ちにいくデービスの姿が見られることだろう。
また、守備シフトへの対応については「多くのチームが毎打席のように僕に対してシフトを敷くようになったのは、僕が覚えている限りでは2011年からだったと思う。ここ数年はシフトの逆を突くことを意識しすぎた。その結果、自分の打撃を見失ってしまったんだ」と分析する。2015年に47本塁打、117打点、OPS.923をマークして自身2度目の本塁打王を獲得したデービスだが、2016年は38本塁打、84打点、OPS.792、昨季は26本塁打、61打点、OPS.732とジリ貧状態。シフトを意識しすぎたことが打撃に悪影響を及ぼしていたことは間違いない。そうした反省を踏まえ、今季は必要以上にシフトを意識しないつもりだという。
「年を重ねるにつれてたくさんのことを学んだし、トレーニングのメニューにも好感触を持っているよ」とデービスは言う。「打撃練習は基本的に週4回、多くても週5回くらいの予定だよ。多ければ多いほど良いわけではないということを学んだんだ。特にスイングに関してはね」と語るデービスが自分の打撃を取り戻し、再び強打を発揮する日もそう遠くないのかもしれない。
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