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先発右腕・ゴンザレスが半年ぶりのホワイトソックス復帰

2018.1.12 17:30 Friday

 日本時間1月12日、ホワイトソックスはフリーエージェントの先発右腕、ミゲル・ゴンザレスと1年475万ドルで契約を結んだことを発表した。ゴンザレスは2016年4月にホワイトソックスに加入したが、昨年8月末にトレードでレンジャーズへ移籍。およそ半年ぶりの古巣復帰となった。

 「戻ってくることができて嬉しいよ」とゴンザレス。「コーチング・スタッフは僕を上手に扱ってくれる。もちろん選手たちとは本当に良い関係を築くことができている」と1年半を過ごした古巣への復帰を喜んだ。

 リック・レンテリア監督はゴンザレスについて「ゴンザレスはホワイトソックスでしっかり仕事をしてくれていた。最も熱心に野球に取り組む選手の一人だし、私が今まで見てきたなかでも最も入念に準備をする選手の一人だ。彼が戻ってきてくれて嬉しいよ。若手選手が多いチームのなかで、彼の存在はチームにとってプラスとなるだろう」と語り、復帰を歓迎。レンジャーズ移籍後は5先発で防御率6.45に終わったゴンザレスだが、ホワイトソックスでの1年半では46試合(うち45先発)に登板して防御率4.02をマークしており、今季も先発ローテーションの一角を担うことが期待されている。

 9月に左肩の手術を受けたカルロス・ロドンが開幕に間に合わない可能性が高いなか、ホワイトソックスの先発ローテーションはルーカス・ジオリト、カーソン・フルマー、レイナルド・ロペスといった若手投手が中心となることが予想されており、彼らの負担を軽減する意味でもゴンザレスの復帰は非常に大きい。今季途中にはトップ・プロスペクトであるマイケル・コペックの昇格も予想されるが、これらの若手投手には投球イニング制限が設けられる可能性が高く、ゴンザレスのようなベテラン投手は重宝するに違いない。

 「ホワイトソックスが再建中だということは知っているよ。でも僕はシーズンが楽しみだ。(シーズンの行方は)誰にもわからない。僕たちがサプライズを提供する可能性だってあるんだよ」とゴンザレスはシーズンに向けての意気込みを口にした。


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