マーリンズがリリーフ右腕のJ.ディアスとマイナー契約
2018.1.13 21:20 Saturday
デレク・ジーターCEOの元、球団改革を進めるマーリンズでは多くの主力選手が放出されており、多方面から疑問の声が挙がっている。それでも再出発のために少しずつ動いている。チームは新戦力としてジャンボ・ディアスと契約を結んだ。
33歳のディアスは昨季、レイズとアストロズに所属したリリーフ右腕。開幕はレイズの一員として31試合に登板し、1勝4敗 防御率5.70の成績を残したが7月中旬にFAとなった。その後はアストロズに移籍。メジャー昇格こそ実現しなかったが、3Aで12試合で1勝0敗 防御率2.92の好成績を記録した。シーズン後は再びFAとなっていた。
「SBネイションズ」のクリス・コティージョ記者は自身のTwitterで「マーリンズと契約したディアスは招待選手としてメジャーキャンプに参加する」と報じた。2014年にレッズでメジャーデビューを果たし、その翌年には61試合に登板してチームのリリーフの一角としてキャリアを積んだ。メジャー通算では173試合で防御率4.02だが、奪三振率9.2と与四球率3.5と大崩れしない投球が魅力だ。
既に野手陣ではジャンカルロ・スタントンやディー・ゴードンといったチームの顔を放出した。投手に関しては現時点で大きな動きはないが、ディアスのようにメジャーでも投げた経験があり、マイナーでも一定の成績を残した選手にチャンスを与えた。もし、彼がキャンプで好成績を残すことができればリリーフの一角に定着する可能性もある。ディアスはメジャー再挑戦に向けて新たなスタートを切る。
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