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復活目指すエイドリアン・ゴンザレスがメッツと契約

2018.1.15 11:00 Monday

 USAトゥデイ・スポーツによると、ブレーブスを解雇されてフリーエージェントとなっていたエイドリアン・ゴンザレスはメッツと契約合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが契約成立は身体検査の結果待ちであることを報じているが、契約条件などの詳細については現時点では明らかになっていない。

 現在35歳のゴンザレスはレギュラーに定着した2006年から11年連続で156試合に出場していたが、昨季は右肘痛と腰の違和感による2度の故障者リスト入りを経験し、出場は71試合のみ。故障の影響もあって打率.242、3本塁打、30打点と不本意な成績に終わり、OPS.642はキャリアワーストの数字だった。昨年12月には年俸総額の調整を目的としたトレードにより、マット・ケンプとのトレードでスコット・カズミアー、ブランドン・マッカーシー、チャーリー・カルバーソンとともにドジャースからブレーブスへ移籍。トレード成立の2日後にブレーブスを解雇され、フリーエージェントとなっていた。

 メッツの一塁には22歳の有望株、ドミニク・スミスがいるものの、メジャーデビューを果たした昨季は49試合に出場して9本塁打を放った一方、打率.198、OPS.658とメジャーレベルの投手に大苦戦。メッツはスミスがメジャーレベルの投手に適応できるまでのサポート要員を探しており、オールスター・ゲーム選出5度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞4度、打点王1度の実績を誇るベテラン一塁手に白羽の矢が立った格好だ。ゴンザレスの加入により、スプリング・トレーニングでのパフォーマンス次第ではスミスがAAA級で開幕を迎える可能性も十分にありそうだ。

 2006年から11年連続で18本塁打以上、2007年から10年連続で90打点以上をマークしていたゴンザレスにとっては復活をかけたシーズンとなる2018年。新天地・メッツで健在ぶりをアピールできるか注目したい。


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