パイレーツ・ハリソン 勝利を目指さないならトレードを希望
2018.1.17 11:30 Wednesday
ゲリット・コールをアストロズ、アンドリュー・マカッチェンをジャイアンツへ放出し、投打の軸を失う形となったパイレーツ。今季は来季以降に向けてチームの立て直しを図るシーズンになると見られるが、「チームがポストシーズン進出を目指さないのであれば」という条件付きで正二塁手のジョシュ・ハリソンがトレードを希望しているようだ。
2015年4月に4年2730万ドル+球団オプション2年で契約を延長したハリソンは、最大で2020年までパイレーツとの契約を残している。パイレーツは投打の主力選手を放出し、来季以降に向けてチームの立て直しを図る方針を明確にしているが、ハリソンはポストシーズン進出を目指さないチームで戦うことを望んでいない。「野球はビジネスだ」と投打の主力を放出したトレードに理解を示しつつも、「俺は勝ちたい。俺は優勝を目指したい。今季も来季もその先も、俺はワールドシリーズ制覇を目指したいんだ」と再建の一部にはなりたくないとの意思をはっきりと示した。
ニール・ハンティントンGMはチームが「rebuild(再建)」に向かうことを否定。今オフの一連の動きを「retool(準備)」と呼んでいる。「再建というものは少なくとも5年、あるいはそれ以上の期間を見込んだ動きを意味すると私は考えている。現在のパイレーツは戦う態勢が整っているし、2013年のように戦前の予想を覆す可能性もあると思う」と語るハンティントンは、すでにハリソンと話し合いの場を設け、チームの方針について説明したようだ。
コールとのトレードでパイレーツがアストロズから獲得した選手の顔ぶれを見ると、パイレーツが数年以内に再び優勝争いができるチームを作り上げようとしていることは明白。「rebuild」ではなく「retool」を目指しているというハンティントンの言葉に嘘はないはずだ。そのためには当然、チーム最古参であるハリソンの力が必要だが、「retool」を進めるチームの動きはハリソンの目にどう映っているのか。ハリソン以外の選手の動向も含め、今後のパイレーツの動きに注目が集まる。
関連ニュース
関連動画
1月16日 パイレーツでマカッチェンが放った最後のヒット