English Español 韓国語

大谷の打数を確保すべく準備を進めるプーホルス

2018.1.18 11:00 Thursday

 スプリング・トレーニングの開始まで1ヶ月を切り、エンゼルスに入団した大谷翔平がそのベールを脱ぐ日が徐々に近付いている。エンゼルスでは、大谷の二刀流を実現させるべく、球界屈指の実績を誇るベテランスラッガーが一塁守備のトレーニングに取り組んでいる。

 エンゼルスのアート・モレノ・オーナーは大谷について「彼はまだ23歳だ。我々は彼を6年保有できる」と語り、大谷がメジャーリーグに適応するのを長い目で見守る意向であることを示唆した。二刀流を実現させるための起用法についてはまだ定まっておらず、ビリー・エプラーGMとマイク・ソーシア監督を中心に、チーム内で議論しながら決めていく考えだ。

 エプラーは大谷を外野手として起用しないことを明言しており、打者として出場する際には指名打者に入ることになると見られている。エンゼルスでは昨季、通算614本塁打の実績を誇るアルバート・プーホルスが指名打者として143試合に先発出場したが、大谷の打者としての出場機会を確保するためにはプーホルスが守備に就かなくてはならない。プーホルスが一塁手としてコンスタントに出場機会を得たのは2015年(先発出場95試合)が最後であり、ここ2シーズンは右足の故障に苦しんでいたが、プーホルスは大谷の加入に備え、すでに一塁守備のトレーニングを開始しているという。モレノは「実際に彼がプレイしているところを見るまで、彼の状態はわからないけれど、彼が40~50試合程度守備に就けるようであれば、大谷に多くの打席を与えることができる」と自らの構想を口にする。

 通算3000安打まであと32本に迫り、あと16本塁打でケン・グリフィーJr.の通算630本塁打(歴代6位)に並ぶ名打者を一塁に追いやってまで、チームが大谷のために指名打者の枠を空けようとしている事実からは大谷への期待の大きさが読み取れる。1919年のベーブ・ルース以来となる本格的な二刀流の実現に向けて、エンゼルスはチーム全体でサポートしていく構えだ。


 関連ニュース

  1月10日 エンゼルスが控え捕手を補強 レネイ・リベラと1年契約

  1月9日 ウィンフィールドが二刀流の可能性について語る

  1月5日 新たなチャレンジ 三塁守備の準備を進めるコザート

spotvnow