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長期的な視野でチームの立て直しを図るタイガース・アビラGM

2018.1.25 17:00 Thursday

 ジャスティン・バーランダー、J.D.マルティネス、ジャスティン・アップトンといった主力選手に別れを告げ、本格的な再建に向けて舵を切ったタイガース。今のところは静かなオフシーズンを過ごしているが、アル・アビラGMはチームの再建プランに従って動いていくことを明言した。

 アビラは今オフの方針ついて「我々はまだ戦力補強を行う可能性がある。先発投手を獲得するかもしれないし、救援投手や野手を獲得するかもしれない。でも、今季優勝争いをするために補強をするわけではない。それは我々が今すべきことではないんだ。くだけた表現をすれば、今季を乗り切るための選手を獲得することになる。そして、彼らが復調して好成績を残してくれれば、シーズン途中で若手選手との交換でトレードすることもできる。とにかくチームをより良くすることを考えているよ」とコメント。目先の1勝よりも数年後の戦いを見据えて動いていく方針だ。「長期的な視野を失ってはいけない。今季の戦いのために2019年や2020年、2021年の戦いを犠牲にするようなことがあってはいけないんだ」というアビラの言葉からは、再建への強い意気込みが感じられた。

 また、タイガースは父からオーナー業務を引き継いだクリス・イリッチのもと、ロースター編成以外の部分でもチームの立て直しを進めている。データ分析などを行う部門のシステムを強化したり、選手育成やコーチの招聘、栄養面の強化、施設のアップグレードなどに資金を注いだり、スカウティングの強化や新技術の導入を進めたり、国際部門に以前よりも多くの資金を投入したり、というのがその一例である。

 ソフト面とハード面の両方でチームの再建を進めているタイガース。2003年に119敗を喫したところから立ち直り、4年連続地区優勝(2011~2014年)を成し遂げた実績もあるだけに、今回の再建にも期待が持てる。「未契約の選手が多く残っている。彼らの契約が決まり始めると、解雇されたり、ウエーバーにかけられたりする選手も出てくるだろう。シーズン開幕までにいろんな可能性があるよ」とアビラは語ったが、どの選手を獲得するにせよ、アビラが再建を最優先に考えた動きを取ることだけは間違いなさそうだ。


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