リアルミュートの移籍先はナショナルズが有力か
2018.1.26 12:15 Friday
デレク・ジーターCEOの元、大改革を行っているマーリンズは日本時間1月26日、クリスチャン・イエリッチをトレードでブリュワーズに放出することを決めた。次々と主力がチームを去り、選手達からの不満もある中でトレード候補に挙げられているJ.T.リアルミュートについてはナショナルズ移籍が有力だという。
26歳のリアルミュートは昨年、自己最多となる141試合に出場して打率.278 17本塁打 65打点の成績を残した。打撃面での成長が著しく、打てる捕手としての期待も大きい。また、一塁手としても昨年はスタメンで8試合に出場。打撃を活かすために起用法の選択肢も増やそうとしているところだ。しかし、オフになると主力が放出されていくことから自らトレード志願をし、新たなチームでのプレーを望んでいる。
そんな中、彼に興味を示しているのはナショナルズだ。「シリウスXM」のクレイグ・ミッシュ記者は自身のTwitterで「リアルミュートに対して最も強い興味を示しているのはナショナルズ」と伝えている。また。、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者も「マーリンズはナショナルズにビクター・ロブレスをトレードに出せないかと話している」とコメントを残している。ロブレスは昨年のチーム内有望株ランキングで1位に輝いた逸材であり、今季の飛躍が期待されている。
ナショナルズとしてはマット・ウィータースをはじめ、若手のパブロ・セベリーノとレギュラー捕手の座を競わせようとしている。契約が3年残っておりFAになるのは2021年ということもあり、すぐにチームを離れるような心配はない。昨年から興味を持っていた選手のため、今後の交渉がどのように動いていくのかその行方が注目される。また、同時にアレックス・アビラ(カブス)との交渉も考えていることから打てる捕手の補強は必須といえるだろう。
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