ゲレーロ 殿堂入りのキャップはエンゼルスを選択
2018.1.26 11:30 Friday
ドミニカ共和国出身の野手としては史上初の殿堂入り選手となったブラディミール・ゲレーロ。そのゲレーロにはエクスポズとエンゼルスのどちらのキャップを被って殿堂入りするのか注目が集まっていたが、ゲレーロは史上初となるエンゼルスの選手としての殿堂入りを選択した。
ゲレーロは1993年3月にエクスポズと契約し、1996年にメジャーデビュー。エクスポズで8年間、エンゼルスで6年間、レンジャーズとオリオールズで各1年間プレイし、通算2590安打、打率.318、449本塁打、OPS.931という輝かしい実績を積み上げた。ゲレーロは自身が在籍した4球団すべてに感謝の意を示したが、殿堂入りの際に被るキャップは実質的にエクスポズとエンゼルスの二択。エクスポズの一員として過ごした期間のほうが長く、個人成績を見てもエクスポズ時代のほうが優れた数字を残しているだけに、ゲーリー・カーター、アンドレ・ドーソン、ティム・レインズに続いてエクスポズのキャップを選択するのではないかと見られていたが、ゲレーロが選択したのはエンゼルスだった。
ゲレーロがエンゼルスに在籍した2004~2009年の6シーズンで、エンゼルスはなんと5度の地区優勝。残念ながらワールドシリーズには届かなかったが、2005年と2009年にはリーグ優勝決定シリーズまで進出した。ゲレーロは移籍1年目の2004年に打率.337、39本塁打、126打点、OPS.989の好成績でア・リーグMVPに選出。一方、エクスポズでの8シーズンでは一度もポストシーズンに進めなかった。「モントリオールで過ごした時間は僕にとってとても特別なものだし、絶対に忘れないよ」と語ったゲレーロだが、「僕が勝利を経験したのはエンゼルスにいたときだ。エンゼルスは勝利の味を僕に教えてくれたんだ」と常に優勝争いを繰り広げたエンゼルス時代を回顧。やはり選手にとって「勝利」は大きな意味を持つようだ。
ドミニカ共和国出身の選手が殿堂入りを果たすのはフアン・マリシャル、ペドロ・マルティネスに続いてゲレーロが3人目。野手ではドミニカ共和国史上初めてとなる。また、エンゼルスのキャップを被って殿堂入りする選手はゲレーロが初めて。ゲレーロの殿堂入りによりメジャーの歴史、そしてエンゼルスの歴史に新たな1ページが刻まれることになった。
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