センター転向への準備を進めるゴードン 監督は成功を確信
2018.1.26 13:00 Friday
マーリンズからマリナーズへトレードされ、新天地ではセンターの守備に挑戦するディー・ゴードン。外野守備の経験がほとんどないゴードンにとって、キャリアの行方を左右する大きなチャレンジとなるが、スコット・サービス監督はコンバートの成功を確信しているようだ。
マリナーズへのトレードが発表され、中堅手として起用されることが決定して以降、ゴードンは日々センターの守備練習に取り組んでいる。ゴードンは優れた中堅手になるためのアプローチとして「ボールを捕りにいくこと。これだけだよ」とシンプルに語る。ゴードンが目指すのは並のセンターではなく、ゴールドグラブ級のセンター。スプリング・トレーニングの時点で他の外野手から後れを取らないために、必死に守備練習に取り組んでいるのである。
サービスは先日、フロリダで練習しているゴードンの様子を視察に訪れ、感銘を受けたという。「彼の目標はゴールドグラブ級のセンターになることなんだ。彼はそれに相応しい身体能力と情熱を持っているし、彼の日常生活は野球を中心に回っている。我々の中堅手として活躍してくれると思うよ」とサービスは、ゴードンのセンター転向が成功することをすでに確信している。
Statcastのデータによると、ゴードンは昨季スプリント・スピードで秒速29.7フィートを記録し、メジャー4位にランクインした。ゴードンを上回ったのはバイロン・バクストン(ツインズ)、ビリー・ハミルトン(レッズ)、ブラッドリー・ジマー(インディアンス)の3人だけ。いずれも所属チームで正中堅手として活躍している選手である。一塁ベースまで4秒以内で到達した回数(119回)はメジャー最多。ゴロの安打数(101本)もメジャー最多だった。これらのデータを見ても、メジャー屈指のスピードを誇るゴードンが中堅手として成功する可能性は極めて高いと言えるだろう。
「僕はチームが勝つために、少し手助けをするだけだよ。パズルのラストピースになれるといいね」とゴードン。2001年以来17年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズにとって「1番・センター」を務めるゴードンが重要なピースであることは間違いない。