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オリオールズ マチャドとベッカムの守備位置交換へ

2018.1.28 11:00 Sunday

 昨年、ア・リーグ東地区最下位に終わったオリオールズは巻き返しに向けてあるチャレンジをする。マニー・マチャドとティム・ベッカムのポジションを入れ替えることになった。

 三塁手として2度のゴールドグラブ賞に輝いているマチャドは今オフ、トレード候補に挙げられながらも年俸調停を回避してオリオールズと1年1600万ドルで契約を結んだ。チームの顔として必要不可欠の存在である彼は昨年、156試合に出場して打率.259 33本塁打 95打点の成績を残した。これまで三塁手として715試合に出場してきたマチャドは時に遊撃も守っており通算52試合でこのポジションに就いた経験がある。

 一方のベッカムは昨年7月のトレードでレイズから移籍するとオリオールズでは50試合に出場して打率.306 10本塁打 26打点と好成績を残し、今季の活躍が期待されている選手の1人だ。これまで内野のポジションをすべて守って経験があるが、本職は遊撃で173試合に、三塁は9試合でしか守ったことがない。

 オリオールズのファンフェストにおいてバック・ショーウォルタ監督は「スプリングトレーニングで今季のポジションを練習する必要があり、コンバートについてマチャドとベッカムと既に話をしている。今回は最高のポジション変更だと思う」と話している。マチャド自身も遊撃で出場したいと希望を出しており、その願いが叶う形になる。ベッカムも「チームの役に立つのなら三塁を守ることはできる」と話しており、経験は少ないながらも挑戦するつもりだ。

 ショーウォルタ監督はマチャドはチームにとって重要な選手と位置づけており、遊撃こそが彼にとって自然なポジションだとしている。今回のポジション変更でオリオールズの内野陣は選手起用の選択肢が増えることになる。これがチーム浮上のきっかけになるかどうか注目だ。


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