大谷がMLB Pipelineの有望株ランキング1位に選出された理由
2018.1.28 14:00 Sunday
メジャーリーグの有望株選手を紹介する「MLB Pipeline」では有望株ランキングトップ100を発表し、エンゼルスに入団した大谷翔平が1位に輝いた。投打の二刀流として大きな注目を集めている彼はなぜ、1位になったのか動画紹介コーナーの「Cut4」で4つの理由を紹介している。
最初の理由としては大谷のパワーが挙げられる。日本ハム時代は打者として打率.286 48本塁打 166打点の成績を残した。2016年にはキャリアハイとなる22本塁打を放って日本のみならずメジャー関係者も驚愕させた。その年には投手としても2桁10勝を記録している。「Cut4」ではメジャーリーガーの投球に慣れるのには少し時間がかかるとしながら日本で5年間プレーしてきた実績と球場関係なくパワーを発揮することができることに注目しているようだ。同時に2016年秋に東京ドームで行われたオランダ代表とのWBC壮行試合で放った天井直撃の二塁打を紹介している。
2つ目としては大谷の代名詞といえる直球を挙げている。大谷といえば日本歴代最速となる165キロの記録を持っている。投手としては85試合に登板し、42勝15敗 防御率2.52を記録した。先発としての防御率は2.69と安定、543イニングで624人の打者から三振を奪っていることを紹介し、多くの有望選手がメジャーの試合で25本塁打を打てると予想されている中で大谷はマウンド上でさらに輝くとされている。大谷が投げるような直球を見る機会もあまりないこともあり、貴重なものなのだろう。
3つ目は既に大舞台を経験していることだ。これからメジャーリーグという新たなステージに挑む大谷は日本ハムで日本シリーズを経験しており、頂点に立ったこともある。2016年には打者として打率.375を記録しチームの勝利に貢献している。しかし、メジャーではまだ実績がないルーキー。それでも球場を訪れるファンは彼に大きな期待を寄せている。
最後の理由は大谷はコメディアンであることだという。野球選手として実績を残す一方で彼のユーモアさダンスの上手さなどを含めてエンゼルスは大きな戦力を得たことになる。「Cut4」では昨年に行われた日本ハムのファン感謝祭で大谷が踊っている姿を紹介している。
プレーヤーとしてだけではなく、1人の人間としても評価が高い大谷。まだシーズンは始まってはいないが、多くのファンは彼がユニフォームを着てプレーする姿を首を長くして待っている。果たして二刀流のメジャー1年目はどのような記録を残すのか注目だ。
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